ストライカー起用論にマクトミネイが言及
スコット・マクトミネイが先週土曜日に見事なゴールを決めてからというもの、彼がアカデミー時代にストライカーが着用する9番のシャツを着てゴールを決めている動画を見たファンもいるだろう。
スコットランド代表として、Euro 2024予選の5試合で6得点をあげているマクトミネイのストライカー起用は、大きな話題になっている。
週末、スコットの劇的な決勝弾でユナイテッドがブレントフォードを破ったことで、この話題は再び火がついた。
しかし、クラブメディアのインタビューに応じたマクトミネイは、新しい特集“人生の数字”の中で、アカデミー時代の情報に関して誤解があると語っている。
スコットは、ペナルティーエリア内でのシュートセンスについて、こう語り始めた。
「ボックス内で感じて、素早くプレーすること、立ち止まらないこと、ボックス内で気を抜かないこと(が鍵)。いつもそう考えている」
「子供の頃はストライカーとしてプレーしていたよねと言われるけれど、僕はストライカーとしてプレーしたことはないんだ」
「(元リザーブコーチの)ウォーレン・ジョイスのチームで、フォワードとして2試合プレーしたんだ。だから、僕がゴールを決めると言われるのだろうね」
「僕はストライカーじゃなかった! 僕はずっと中盤の選手で、8番のポジションだった」
ゴールへの本能
スコットは自分をフォワードの選手だとは思っていないようだが、クラブや代表でのプレーを見れば、彼がゴールネットを揺らすセンスを持ったミッドフィルダーであることは明らかだ。
土曜日の試合終了のホイッスルが鳴った後、『MUTV』のインタビューに応じた26歳のマクトミネイは、ユナイテッドが1-0とリードしていた87分に、得点に絡むつもりで試合に入ったと語った。
「僕のプランは(得点を)決めることだった。何かを起こさなければならなかったし、それがメッセージだったと思う。『 自分自身をアピールしてこい』ってね」
「ダレン・フレッチャーやミッチェル(ファン・デル・ガーグ)、コーチたちとも話したけど、彼らはそう言っていたよ。チャンスがあればいつだって力を証明してこいとね」
「練習からやっていることだし、監督には今日のような瞬間にも活躍できることをアピールしている。チームとして団結し、自分たちの力を発揮できるようになれば、良い流れが続く」
マクトミネイは、スペインとのEuro 2024予選で再びゴールに絡むかもしれない。
勝てば、スティーブ・クラーク監督が率いるスコットランド代表は、来夏の決勝トーナメントに進む。