フットボール・オペレーションズ・ディレクターにハリソンが就任
デイヴィッド・ハリソンが、マンチェスター・ユナイテッドのフットボール・オペレーションズ・ディレクターに就任。クラブのフットボール活動に関するあらゆる運営面を指揮することになった。
エヴァートンでも同職を担っていたデイヴィッドは、今後はフットボール・ディレクターのジョン・マータフの直属となり、キャリントン・トレーニングセンターを拠点に、フットボール活動が円滑かつ効果的に行われるようサポートする。
デイヴィッドの活動内容には、男子チーム、女子チーム、アカデミーチームのキャリントンにおけるすべてのフットボール・オペレーションはもちろん、遠征の際の移動の手配や選手のサポートといった業務も含まれる。
レベッカ・ブリテンは、引き続きクラブ・セクレタリーとしてデイヴィッドをサポートする。
ジョン・マータフのコメント:「デイヴィッドは、サッカー界で最も有能で評価の高い管理者の一人として知られている。彼がマンチェスター・ユナイテッドに加わることを選んでくれたことを嬉しく思う。彼は、この重要な任務に深い知識と経験をもたらし、選手やスタッフに最高の成功のチャンスを与えるために我々がチームの周りに築いているサポート体制を、さらに強固なものにしてくれることだろう」。
デイヴィッド・ハリソンのコメント:「マンチェスター・ユナイテッドにとって大きなチャンスと可能性を秘めたこの時期に、このような役割を担うことを大変うれしく思う。エヴァートンでの27年間の思い出を大切に心に留めるとともに、グディソンとフィンチ・ファームの皆さんの今後の活躍を願っている。そしてここからは、マンチェスター・ユナイテッドの成功を支えるため、最高の環境を作り上げることに尽力していく」。
デイヴィッドはグレーターマンチェスターのバリーで育った。オールド・トラッフォードのチケットオフィスでキャリアをスタートさせたのち、エヴァートンに移り、このクラブでキャリアを積み上げてきた。2月末にエヴァートンを退団し、来月からキャリントンにて勤務する予定だ。
デイヴィッドは、11年間在籍し、7月末に新たな活躍の場を求めてクラブを去ったアラン・ドーソンの後任となる。ジョン・マータフは「マンチェスター・ユナイテッド一同、アランのクラブへの多大な貢献に感謝し、彼のキャリアの次章での活躍を願っている」と賛辞を贈った。