スールシャール

スールシャールの第一声

木曜日 20 12月 2018 18:30

18-19シーズン終了までマンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャールが、暫定監督就任後初のインタビューに応じた。

ここにはインタビューの一部を抜粋して掲載する。インタビュー全文はクラブの公式アプリで読むことができる。

まずはお帰りなさい!ここに戻ってきた感想は?

ありがとう!そうだね、自分の家に帰ってきたような気分だ。ここ数日はめまぐるしかったけれど、懐かしい人たちと再会できて、とてもうれしいよ。

シーズン終了までの暫定監督という枠割ですが、意気込みは?

この6ヶ月間の挑戦を楽しもうと思っているよ。ここは私の古巣だ。だからあとは、選手たちやスタッフと顔合わせをして、そして何より、自分自身であり続けることが大事だと思っている。クラブが来季からの正監督を探している最中だということは認識している。だから私は私らしく、ミック(フェラン)、キエラン(マッケンナ)、マイケル(キャリック)、そしてその他のスタッフたちと協力してやっていくよ。選手たちが楽しんでフットボールをプレーできるようにね。それにサポーターとの再会も楽しみだ。

オーレ・グンナー・スールシャール 言う

「大事なのは相手ではない。自分たちだ。マンチェスター・ユナイテッドなのだ。我々の選手たちが自分には何ができるかを認識していることが大切だ。選手たちには、それを存分に表現してもらいたいと思っている。よって、私が第一にフォーカスしているのは自分たち、そしてこのチームにどのようなプレーをさせたいかということだ」

まさに過密スケジュールの真っ最中に就任することになりました。この後11日間で4試合が控えていますが、むしろ自分の仕事を軌道に乗せ、選手たちのことを良く知るには良い機会となるのでは?

そのとおり。選手たちのことを知るには、試合のようなプレッシャーのかかる状態で見るのが一番だ。試合数に関しても問題はないと思う。23~4人の素晴らしい選手が揃っているからね。試合数が多い分、みんながチャンスを得ることができるだろう。自分はマンチェスター・ユナイテッドの選手なんだ、ということを見せつける機会を得られるということだ。

すでに知っている選手も何人かいると思いますが、できるだけ短時間で選手たちを把握していこうと?

そうだね。このビジネスは結果がすべてだ。我々は試合に勝ちたい。それが自分たちの任務であり、私やミックやスタッフたちは、選手たちがそれを実行する助けをするのが仕事だ。選手たちには、彼らがどんなプレーができるのか、存分に見せてほしいと思っている。

次々に試合があるこのタイミングでは、対戦相手の分析などはマイケル・キャリックやキエラン・マッケンナたちにも任せることに?

ここには素晴らしい体制が整っていて、分析を専門とするアナリストもいる。今日(木曜)ここに来たとき、彼らはカーディフの試合を見ていたよ。私自身もプレミアリーグの試合は見ていたし、ひととおりのチームは見ているから、いくらかイメージはある。けれど大事なのは相手ではない。自分たちだ。マンチェスター・ユナイテッドなのだ。我々の選手たちが自分には何ができるかを認識していることが大切だ。選手たちには、それを存分に表現してもらいたいと思っている。よって、私が第一にフォーカスしているのは自分たち、そしてこのチームにどのようなプレーをさせたいかということ。その上で、選手たちには相手チームについて2、3の情報を与える。

選手時代は、この年末の過密期はどのように感じていましたか?

選手にとって、試合でプレーするのは人生で最高の瞬間だ。だから試合が多ければ多いほど嬉しいよ!指揮官となった今も、素晴らしいことだと思える。なぜなら選手たちをローテーションできるからね。より多くの選手を観察できるし、選手のほうもチャンスが得られる。彼らはみんな「ようしチャンスだ!」と思っているはずさ。これまでいろいろなことがあったかもしれないが、それらはすべて白紙に戻り、ここから新たなスタートを切る。選手たちには自分のパフォーマンスを存分に発揮してもらいたい。そのために我々も彼らにチャンスを与えていく。

選手全員がまっさらな状態になったと?

もちろん以前のパフォーマンスも参考にするけれど、ここからは、今ある状態を基にしてチームを作っていく。だから全員にチャンスがある。

初戦は今週末、アウェーです。そしてボクシングデー(12月26日)にオールド・トラッフォードで試合があります。マンチェスター・ユナイテッドを率いて、あなた自身が非常に愛されていたオールド・トラッフォードで試合に臨むというのは、とても興奮するのでは?

選手だった頃は、毎試合全力を出し尽くしていた。そして今度からは指揮する側だ。僕は巨大なチームの一部分にすぎない。我々は、サポーターのため、自分たちのプライドのため、そしてこのクラブの偉大な歴史のためにプレーするのだ。ただ、そうはいっても、ものすごく特別な感情が湧き上がってくるだろうと思う。私は自分の感情をコントロールするのは得意な方だから、それほど感情的にはならないと思うけれど、2014年、カーディフとともにここに帰ってきたとき(ちなみにフアンのデビュー戦だった)、とても不思議な感覚がしたよ。別の側にいることについて、これまでに感じたこともないような非現実的な感情を抱いた。でも今回は自分の側だからね。待ちきれないよ!

 

インタビュー全文はユナイテッドの公式アプリ