ブルーノ「個人賞はモチベーションになる」
マンチェスター・ユナイテッドのMFブルーノ・フェルナンデスが2年連続でサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞を受賞した。
我らがポルトガルのファンタジスタは、成長を続けるオーレ・グンナー・スールシャール監督のチームで、またも影響力絶大のシーズンを送った。火曜夜のフルアム戦では、ブルーノからのバックヒールパスがエディンソン・カバーニの夢のゴールを演出。今シーズン出場した57試合で、ブルーノは46回(28ゴール、18アシスト)得点に絡んでいる。
この活躍を讃えて、26歳のミッドフィールダーは、サポーターの投票で決まるサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞に今年も選ばれた。2年連続の受賞は、現在のレッズのメンバーでは、ダビド・デ・ヘアだけが実現している快挙だ。60%の票を獲得し、選手が選ぶ年間最優秀選手賞を受賞したルーク・ショーと、火曜の得点者カバーニに大差をつけての受賞となった。
サー・マット・バズビー年間最優秀選手賞が決定
記事ブルーノ・フェルナンデスがサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞に決定
1-1で引き分けた火曜のフルアム戦のあと、ブルーノはMUTVのスチュワート・ガードナーに受賞の喜びを語った。
「とても大きいよ」この賞が意味するものは?という問いにブルーノはそう答えた。
「いつも言っているように、個人賞は選手にとって励みになる。モチベーションを上げてくれるものだ。だから、個人賞が欲しくないとは決して言わない。チーム全員で勝ち取るトロフィーより大事ではないけれど、それでもいつだって大事なものだ」
「何かができている、良いことができている、正しくやれている、それを自覚することで、よりさらに成長していくことができる。それに、みんなが喜んでくれているという証明でもある。自分のプレーを、自分がチームを助けようとしている姿を、みんなが喜んでくれているんだとわかる。だから僕にとって大切なものなんだ」
「だけどそれ以上に大切なのは、シーズンの終わりにチームでトロフィーを勝ちとることだ。フットボールはチームスポーツであり、みんなでトロフィーを勝ち取ることに意味があるからね」
自宅にはトロフィー用の大きなキャビネットがあるかと尋ねられると、ブルーノは大きなスマイルとともに絶妙な返しをくれた。
「心配ないよ。必要なときにはすぐに手に入れるから!」。
今日の出来事
14年前の今日は、オーレ・グンナー・スールシャールが、レッズのプレーヤーとして最後に試合に出場した日だ。さらにサー・アレックス・ファーガソンがユナイテッドを率いた最後の試合も8年前のこの日だった。ホーソーンズで行われたウェストブロムウィッチ・アルビオン戦は、5-5の引き分けに終わった。この試合を最後にポール・スコールスも引退している。
レッズOBのウルグアイ人ストライカー、ディエゴ・フォルランは今日が42歳の誕生日だ。ハッピー・バースデー、ディエゴ!
年間ベストゴールはブルーノ
記事エヴァートン戦でのゴールが、2020-21ユナイテッド年間ベストゴールに選出された。
昨日の出来事
プレミアリーグのフルアム戦は1-1のドローに終わった。この試合では、シアター・オブ・ドリームスに1万人のファンが戻ってきた。