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ゴメス「プレッシングの練習の成果が出た」

アンヘル・ゴメスは、ここ2週間の練習で取り組んで来たことの成果が、土曜に行なわれたパース・グローリーとのツアー2019初戦で現れたと感じている。

ゴメスがベンチから前半を観戦した中、マンチェスター・ユナイテッドは無得点でハーフタイムを迎えたものの、相手を後退させ続けた。

そして前後半でメンバーを全員入れ替え、ゴメスが後半あたまからピッチに入ってからも戦術は変わらなかった。

18歳のゴメスは「今日の試合でのプレーは、これまで練習してきたこと」と、試合後に語った。

試合後MUTVのインタビューを受けるアンヘル

「一生懸命にやってきた。プレスをかけて、できるだけ多くの点を決めようとした」

「スピードが速くて、ダイレクトなプレーができる選手が多いから、プレスをかけて、高い位置をキープしようとした。相手を閉じ込めようとした。それでチャンスを作れて、高い位置でボールを奪えたので、試合を支配しようとした」

高い位置で辛抱強くプレーし続けたおかげで、アカデミー出身のマーカス・ラッシュフォード、ジェームズ・ガーナーにゴールが生まれて勝利を収めた。

アンヘルは「普段通りのマーカスだった」と、60分の先制点について語った。「彼はボックス付近なら、どこだろうと相手にダメージを与えられる。チャンスを生かしたね。彼がゴールを決めて嬉しいよ」

ガーナーは、ルーク・ショーと交替後、パースのパスミスを逃さずロングシュートを右コーナーに叩き込んだ。

「彼には、前からボックスの外からでもゴールを決めたらと言っていたんだ」と、ゴメス。「試合前には、僕たち若手がゴールを決めたら、どういうパフォーマンスをするか話し合っていた。僕はパフォーマンスをするように言ったけれど、彼は何もしなかったね。でも、彼は喜んでいたし、チーム全員が彼の得点を喜んだ」

2点目を決めたガーナーに駆け寄るゴメス

ゴメス自身も、左サイドからパース・グローリー陣内に仕掛けた。彼はMUTVのスチュワート・ガードナーに「ワイドなポジションから中に入って行くプレーが楽しいんだ。フアン(マタ)のような選手と連携できるしね。でも、このクラブのためなら、どのポジションだって構わない」

新加入のダニエル・ジェームズも、前半だけだったが好パフォーマンスを披露。ゴメスは、コート内外での部分について、新たなチームメートを称えた。

「彼は動きが速い。それにすごく良い人だし、皆とも上手くやっている。彼がいてくれて嬉しいよ」

ジェームズが即チームに馴染んだと語るゴメス

初戦の勝利はチームにとって自信になる。ゴメスは、水曜に行なわれる長年のライバル、リーズ・ユナイテッドとの試合を含め、今後の試合を楽しみにしている。

「全員のフィーリングが良いし、燃えているよ。試合が楽しみだね」

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