マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー卒業生であるブランドン・ウィリアムズは、2020-21シーズン、出場時間こそ期待していたほど多くはなかったが、選手として成長した手応えを感じていると話す。
地元出身のブランドンは、昨シーズン、ファーストチームにデビューすると、そのアグレッシブで躍動感のあるプレースタイルで、たちまちファンの人気者となった。
36試合に出場し、ルーク・ショーとポジションを競い合ったウィリアムズ。しかし今シーズンは、ショーが絶好調であったこと、さらにアレックス・テレスの加入により、出場時間は限られた。
両サイドでプレー可能な彼は、アーロン・ワン・ビサカのバックアップも務めるなど、将来有望な若手として期待されている。少年時代からの憧れのクラブだったユナイテッドで、今季は節目の50試合出場も果たした。
シニアチームでの2シーズンめを振り返ったブランドンは、より多くの出場時間を望んではいたものの、選手として成長できた実感があると話した。
「間違いないよ。去年ほど多くの試合には出られなかったけれど、それはあまり問題じゃない。ここでトップクラスの選手たちと日々トレーニングしているだけでも、成長を実感できている」
「自分でもその手応えがあるし、チームメイトたちも感じてくれていると思う。それから監督もね。それが一番重要なことだ。選手として成長すること、そして、いつ出番が来るかわからない、というメンタリティーを保ち続けて、そのための準備が常にできていることが大切なんだ」
ブランドンと一問一答
敵陣でお気に入りのスタジアムは?
「トッテナムホットスパーの新しいスタジアム」
君にとっての知られざるヒーローは?
「2人挙げてもいい?デイヴ・ブッシェルとトニー・ウィーラン」
一番刺激を受けるチームメイトは?
「一番?メイソンかな!」
最もタフなチャレンジは?
「シーズン中、メンタルがブレないように保つこと。試合に出られないときは辛いけれど、いつでも準備できてきるようにするんだ、と言い聞かせて頑張り続けること」