マンチェスター・ユナイテッドのダニエル・ジェームズは、ヨーロッパ・リーグ戦デビューで、さらなるステップアップを見据えている。
この夏、スウォンジー・シティーからユナイテッドに入団したジェームズは、すでにプレミアリーグやカラバオ・カップで活躍を見せているが、ヨーロッパ・リーグ初戦のアスタナ戦は怪我のため欠場した。
ライアン・ギグス監督のもと、ウェールズ代表では国際マッチも経験しているジェームズだが、クラブレベルではまだ欧州カップ戦を体験していない。よって、8月の月間MVPにも選出されたジェームズにとって、これは新たなステップアップに向けたチャレンジとなる。
AZ戦に向けた遠征メンバーに選ばれた21歳のジェームズは、この試合に向けた抱負を話している。
「もしメンバーに選ばれたら、自分にとっては初めての欧州カップ戦になる。ものすごく楽しみだ。ずっと実現したいと願っていたことだからね」とMUTVに話したジェームズ。
「プレミアリーグの感触はつかめてきた。けれど欧州カップ戦はまた別物だと思う。アスタナ戦も、人々の予想以上にタフな展開になった。実際、楽勝を見込める相手なんてない。そうであればこの大会に出場することなんてできていないはずだからね。どの試合でも、万全に準備して臨む必要がある。
初戦はとても重要だった。そして次のアルクマール戦に勝つことができれば、精神的にはかなり楽になる。誰もが僕たちが次ラウンドに勝ち抜けることを期待しているだろうから、最初に2勝しておくことで、かなり状況は良くなる」
この試合が行われるのは、AZアルクマールの本拠地ではなく、ハーグ市にある人工芝グラウンドだが、
「みんな育成の時期に人工芝のピッチは経験している」とジェームズは動じていない。
「国外でプレーするという意味でも、プレミアリーグの試合でない、という意味でも、僕たちの力が試される一戦になる。でも同時に楽しみだ。しっかり準備して臨むからね」
「人工芝も天然芝とそれほど変わらない。すこし固いけれど、ボールの動きにはそれほど影響はないよ。選手たちは慣れているし、それにどうすることもできないことに意識を奪われる必要もないしね」
ここからユナイテッドは7戦のうち6試合がアウェーという厳しい連戦に挑むが、スコット・マクトミネイがゴールを決めて1-1で引き分けたアーセナル戦のあと、チームの士気も上がっているとジェームズは話す。
「得点を決めるのも、奪われるのも、みんな一緒だ。そしてそれはとても大事なこと。僕らのチームスピリッツは最高だよ」。
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