エリック・テン・ハフ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがヨーロッパリーグでのシェリフ・ティラスポリ戦で3-0のスコアラインを記録したことを高く評価した。
ディオゴ・ダロト、マーカス・ラッシュフォード、クリスチアーノ・ロナウドのゴールによりモルドバ王者を撃退した。レアル・ソシエダとの決戦に臨むユナイテッドがグループEの首位に立つには、少なくとも2点差で勝利する必要がある。
オールド・トラッフォードでの試合後、BT Sport、UEFA、MUTVなどの公式放送局、そして記者会見で監督が語った内容を紹介したい。
さらに要求
「さらに上を求めるもの。今日は3ゴールを決めたが、少なくとも5-0で勝たなければならなかったと思う。でも、最終的には、この試合にはたくさんのポジティブな要素があった。クリーンシート、カウンターから失点しなかったこと、うまく攻撃できたこと、組織的であったこと、相手にチャンスを与えなかったことなど。カウンタープレスは本当に良かったし、コンパクトな相手に対してチャンスを多く作り出せた。3点取れたが、もっとゴールを奪うべき内容だった。その点は良かった」
2トップ
「後半は、クリスチアーノとマーカスが9番と10番のポジションで一緒にいるところを見たかったし、相手にとってはトラップになると思う。あのような選手たちを相手に守るのは常に難しいし、それを目の当たりにしてきました。2人にとっても相乗効果だ。ブルーノ（フェルナンデス）が抜けたときの右サイドも良かった。右サイドでも違ったダイナミズムを得ることができたので、この試合ではいくつかのポジティブな要素が見られた」
マルティネスとアントニーを交代させる
「リードしていれば（というアイディアだった）。考えていたことだった。マルティネスは2度の警告を受けているので、3度目の警告を受けたら次の試合は出られない。機能していれば、あれ（アントニーがボールを受けてトレードマークのスピンをすること）には問題はない。だから、彼にももっと要求しているんだ。もっと相手の裏を狙い、もっとボックス内に入り、もっとフォローし、特にテンポのいいドリブルをすること。そして、もっとポケットの中でプレーすること。だから、今回の試合では相手を圧倒するように要求した。あのようなトリックがあっても、それが機能していて、ボールを失わず、選手を引きつけていれば、それはそれでいい。でも、トリックが何かの原因になっていたら、正す」
ロナウドが報われる
「彼はチームは正しいポジションに置くため、前に出続けた。自分のためにも前に進み続けた。それが彼のキャリアのすべてだと思うし、だからこそ彼は優秀で、結果を残せた。プレッシャーは常にあって、ロナウドも理解している。私たちはそれに対処しなければならない。マンチェスター・ユナイテッドの選手たちは皆、それを知っている。トップスコアラーは皆、毎回、自分がやれるという確証を必要としている。今夜の試合でも、彼は自分の力を確認できただろう。そこから成長していくだろう。彼はハングリーだ。目標を持ってプレーし、できるだけ多くのゴールを決めたいと思っている。彼は多くの力を注がないといけない。そしてチームも、彼を適切なポジションに導くために力を注がないといけない」
サン・セバスティアンでのタフな仕事
「レアル・ソシエダには2点差で勝たなければならない。最低でも2点、そして1点も失わないようにしなければならない。最初の試合はクレイジーなPKで負けてしまった。だから、おかしなPKに対処して、逆転しなければならない。つまり、ビッグパフォーマンスと勝利への姿勢が求められる。だがその前に日曜の試合が控えている。次の試合の方がより重要だ。常に試合から試合へと進み、今は日曜日のウェストハム・ユナイテッド戦に集中しなければならない」