マンチェスター・ユナイテッドのセンターバックを務めるハリー・マグワイアは、10-0で圧勝したサンマリノ戦でゴールを決め、イングランド史上最高得点を記録したディフェンダーとなった。
マグワイアは開始5分にフィル・フォーデンのクロスに合わせてゴールを決め、2022 FIFAワールドカップ出場権獲得に向けて、ガレス・サウスゲート監督のチームに勢いを与えた。
マグワイアは直近3日間で2ゴールを決め、2021年だけで5ゴールを決めている。今年のイングランド代表でマグワイアより多くゴールを決めているのは、ハリー・ケインのみ。
代表41試合で7ゴールを挙げたハリーは、スリーライオンズの歴史に自らの名を刻んだ。
イングランド代表で最高得点記録を保持していたディフェンダーは、ジョン・テリーと故ジャック・チャールトンで、両センターバックともに代表で6ゴールを記録。
ワールドカップ優勝者であり、ユナイテッドの伝説的プレーヤー、サー・ボビーの弟でもあるチャールトンは、代表で35試合に出場した。
一方、テリーはTwitterでマグワイアを祝福。テリーは代表で78試合に出場して6回ゴールをマークした。
ハリーはレスター・シティー時代にイングランド代表デビューを果たし、2018年のワールドカップ準々決勝のスウェーデン戦で2-0の勝利を収めた際には、記念すべき先制点をヘッドで決めた。
昨年11月に行われたアイルランドとの親善試合での1点を皮切りに、ハリーは他の6ゴールをこの1年であげた。
3月���ポーランド戦では終盤にボレーシュートを叩き込み、スリーライオンズでヘディングではない唯一のゴールとなった。
また、Euro 2020のウクライナ戦では、ルーク・ショーのクロスをヘディングで押し込み4-0での勝利に貢献。ウェンブリーでの決勝戦でも重要な役割を果たした。
イングランドはイタリアに敗れて準優勝となったが、来年のワールドカップではさらに上を目指す。マグワイアはカタール行きに不可欠な役割を果たしており、予選ではハンガリー、アルバニア、そして今回のサンマリノ戦でヘディングシュートを決めてゴール数を増やした。
ハリーはサンマリノ戦後、ソーシャルメディアに次のメッセージを投稿した。「この1年を締めくくるには最高の方法だ。さぁ、次はカタールだ!」