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モウリーニョ監督がバレンシア戦を総括

ジョゼ・モウリーニョ監督は、バレンシアとのチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節の後半にプレーレベルを改善させられたと感じた。

カルロス・ソレルのゴールで先制したバレンシアは、後半フィル・ジョーンズのオウンゴールにより点差を広げ、ユナイテッドにとって難しい展開になった。マーカス・ラッシュフォードが1点を返したものの、スペインで残念な結果に終わった。

試合後、監督はBT Sport、MUTV、会見で選手たちのパフォーマンス、グループステージ、来週月曜日に開催されるノックアウトステージ組み合わせ抽選について語った。

交代選手により改善された
前半は受け身になり過ぎていた。ボールに対しては快適にやれていたが、インテンシティと野心に欠けていた。ハーフタイムに話をしたので状況は変わると思っていたが、オウンゴールによりバレンシアが試合をよりコントロールしやすい状況になった。その後2選手を交代させて、すぐにプレーのペースが速くなった。危険な位置で繋がるプレーも見られるようになった。2-1だったが、2-2にできていただろう。同点に追いつくチャンスはあった。しかし、根本的には、インテンシティが足りず、楽な気持ちでやり過ぎたことで前半を無駄にしてしまった。

目標は達成した
目標は達成した。しかも、難しいグループでね。グループステージで素晴らしいプレーができたとは思わないが、勝ち上がるのに十分な勝ち点を記録できた。チームが抱えていた問題、脅威になり得る問題を抱えていたが、十分な勝ち点を取れた。今夜の試合前に勝ち上がりを決められた。

もしグループステージが始まる前に、2位で終えると言われたら、受け入れただろう。素晴らしい結果だ。ユヴェントスが首位通過の可能性が最も高く、バレンシアはトリッキーな相手だった。2位通過できると言われれば、喜んだだろう。しかし、ユヴェントス、ヤングボーイズに勝って首位通過できるポジションについた。ただ、それは私の中で特に重要なことではなかった。2位でグループを通過したチームにも���れたチームは多く、首位通過したチームにとって苦しい相手は多い。試合前のフィーリングを考えれば、悪いプレーではなかった。ただ、もう少し良いプレーが必要だ。

ラウンド16組み合せ抽選
通常、私は組み合せ抽選に恵まれていないが、欧州のベスト16チームに入れたわけで、次のラウンドでは6チームと対戦する可能性がある。イングランドのクラブ(トッテナム)とユヴェントスも勝ち上がりを決めた。その他にも欧州のトップ6チームが勝ち上がった。いずれにしても、オールド・トラッフォードは、ラウンド16での欧州トップとの対戦を楽しめる。

学んだことは?
何もないだろう。(リポーターに向かい)君は? 私には何もない。この試合から学んだことはない。今日の試合で私を驚かせたことは何もなかった。

バレンシア 2-1 ユナイテッド

ラウンド16で対戦するチームは?