マーカス・ラッシュフォードが、チェルシー戦のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
ラッシュフォードは、4-0で快勝した開幕戦で2ゴールをマーク。試合後クラブ公式アプリで実施された投票の結果、ラッシュフォードが全体の30%から支持されマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。同じく候補に挙がったアーロン・ワン・ビサカが27%、ハリー・マグワイアが25%から支持された。
試合後MUTVのインタビューに応じたラッシュフォードは、プレミアリーグ初戦の結果を喜んだ。
「インテンシティがすごく高かった」と語った21歳のラッシュフォードは、試合中に3度タックルを成功させ、4度ボールを取り返すことに成功した。
「特に前半は、常にファイナルサードでのプレーが上手くいったわけではなかったけれど、僕たちは自分たちのプレーを続けた」
「走り続けて、前にパスを送り続けた。ボールを失えば、すぐに取り返そうとした」
「そのベースがあって、上手くスタートできたと思うけれど、シーズンを通してまだまだ改善しないといけない部分は多い。そういうポジションにいたいと思うもの」
ラッシュフォードは、18分にクル・ズマに倒されて獲得したPKを成功させ、ユナイテッドは先制した。
ラッシュフォードは、クラブと代表での公式戦で 、PK戦を含めて4度PKを蹴り、いずれも成功させている。だが、デフォルトのキッカーではないことを明かしている。
「前にも話したように、チームにはPKの状況でも100%楽に対応できる選手が4、5人はいる。それは僕にとってもすごく大きい」
「GKの方が難しいよ。誰が蹴るかもわからないし、どちらに蹴るのかもわからない」
「PKに関しては、チームが得意なことだからね」
67分にもゴールを決めたラッシュフォードは、2016年2月にデビューして以降、チーム内で最も多くプレミアリーグで得点を決めている。
試合後にオーレ・グンナー・スールシャール監督も語ったように、ラッシュフォードもまた、この試合から得られたポジティブな要素は多いと言う。だが、浮かれ過ぎるのは禁物と付け加えた。
「チームにはゴールがあって、それを安定してやれるかどうかが大事。自分たちにとってのチャレンジは、これを続けること」
「これこそ、優れたチームと、ワールドクラスのチームとの違い。どれだけ安定したパフォーマンスができるか」
「今日は守備が良かった。夏の間に守備の練習をしてきたことを示せた。今日の最終ラインなら、より安心してやれる」
「チームの全員が思っていることで、全員がレベルアップした。どれほど成長できたかをきちんと説明できない。これからは、それを毎試合で見せるのが大事」