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W杯準々決勝進出を決めたレッズ

ワールドカップ・ロシア大会も佳境に入った。マンチェスター・ユナイテッドからは、9人の選手が準々決勝進出を決めた。

一番乗りはポグバ

準々決勝の第1戦目は今週金曜、ノヴゴロドのニジニスアジアムでフランスとウルグアイが対戦する。

ウルグアイには元レッズのフルバック、ギジェルモ・バレラが所属。

そしてフランス代表のポール・ポグバは、グループステージでフランスが挙げた得点すべて絡み、マルコス・ロホ擁するアルゼンチンとのラウンド16でも4-3での勝利に尽力した。

ディディエ・デシャン率いるフランスは、ふたたびタフな南米の強豪と戦うことになる。ウルグアイはここまでの4試合に全勝し、ラウンド16ではクリスティアーノ・ロナウドのポルトガル代表を締め出した。

金曜もふたたび勝利の雄叫びをあげたいと願うポグバ

注目の一戦

カザン・アリーナで行われる金曜の2試合目、ブラジル対ベルギー戦では、3人のレッズが両サイドに分かれて相見える。

ブラジルは、ラウンド16のメキシコ戦で2枚目のイエローカードを受けたMFカセミロが出場停止。フレッジに今大会初出場の期待がかかる。レッズのサポーターにとっては、我らが新戦力の勇姿を見られるチャンスだ。

ロメル・ルカクも先発が濃厚だ。これまで4得点をあげているビッグなFWには、ゴールデン・ブーツ賞の可能性もかかっている。前戦の日本戦で貴重な同点打をあげてベルギーの3-2勝利に貢献したマルアン・フェライニも出場の機会を得ることだろう。

フェライニが値千金の同点打!

こちらもチームメイト対決

フィル・ジョーンズ、ジェシー・リンガード、マーカス・ラッシュフォード、アシュリー・ヤングのイングランド代表は、ビクトル・リンデロフのスウェーデンと土曜、サマラで対戦する。

スリーライオンズはラウンド16のコロンビア戦を、1-1ドローで終えた後、PK戦の末に勝ち抜けた。スウェーデンはスイスを1-0で破って8強入りを決めた。

W杯史に名を刻んだラッシュフォード

ManUtd.comのマーク・フロガット記者による展望

フランスとブラジル、ベルギーの3チームが同じ側のドローに入っているということは、7月15日の決勝戦で、ユナイテッドの選手の誰かが決勝戦の地を踏む確率はかなり高いといえる。もちろんウルグアイがその夢を打ち砕く可能性もあるが。

逆側では、スウェーデンとイングランドが対戦することで、少なくともどちらかは準決勝に進み、ロシアとクロアチアの勝者と対戦する。厳しい試合になることに変わりはないが、まったく太刀打ちできないというほどではないから、ユナイテッドの選手同士の決勝戦が実現する可能性も十分にある。

願わくは、我々の選手の誰かがサッカー界の頂点に立ち、これまでサー・ボビー・チャールトン、ノビー・スタイルス、ジョン・コノリー、ファビアン・バルテス、ロラン・ブラン、クレベウソン、ジェラール・ピケ、フアン・マタ、バスティアン・シュヴァインシュタイガーが名を連ねる、レッズのW杯優勝者リストに加わってもらいたい。

W杯準々決勝日程

ウルグアイ対フランス(金曜、日本時間23時 ニジニ、ノヴゴロド)

ブラジル対ベルギー(土曜、日本時間03時 カザン)

イングランド対スウェーデン(土曜、日本時間23時 サマラ)

ロシア対クロアチア(日曜、日本時間03時 ソチ)