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ゴードン・マックイーンの死を悼んで

マンチェスター・ユナイテッドは、クラブの元DF、ゴードン・マックィーンの逝去に際し、深い悲しみを味わっている。

1978年から1985年にかけてクラブに在籍し、ファンから絶大な人気を誇ったゴードンは、認知症と診断された後、70歳の若さでこの世を去った。

リーズ・ユナイテッドからレッズに入団した彼は、ウェンブリーでの再試合でブライトン&ホーヴ・アルビオンを破って優勝した、1983年のFAカップの優勝チームのメンバーだった。

スコットランド代表でも活躍した彼は、1985年に退団するまでに229試合に出場し、センターハーフとして26ゴールを記録した。

現役引退後は指導者となり、ミドルズブラでは、オールド・トラッフォードでのチームメイトでもあった盟友ブライアン・ロブソンの下でコーチを務めた。

フィールド内外で活躍した彼の功績に敬意を表して、オールド・トラッフォードでは、半旗が掲揚されている。

マックイーン一家による声明文: 『本日早朝、自宅にてゴードン・マックイーン(70)が死去したことをお知らせいたします。彼は妻のイヴォンヌ、娘のヘイリーとアンナ、息子のエディ、そして最愛の孫ルディ、エッタ、アイラを残して旅立ちました。

フットボールでの数々の素晴らしい思い出だけでなく、彼が、その人柄で人々の記憶に残ることを、私たちは願っています。私たちの家は、いつもたくさんの友人や家族、そしてフットボールであふれていました。認知症との過酷な戦いにゴードンが勇敢に立ち向かっていた最後の数カ月も、それは同じでした』。

『病が彼の命を縮めることになりましが、彼は自分の人生を精一杯満喫しました。究極のエンターテイナーであり、どんなときでも、彼が輪の中心であり、魂であり、望みうる最高に楽しい父親でした。

ヘリオット・ホスピス・ホームケアのスタッフのみなさんの素晴らしいケア、最後までゴードンの妻と娘たちに寄り添ってくれたマリー・キュリー・チーム、そして精神的サポートとレスパイトケアを提供してくれたヘッド・フォー・チェンジに、心からの感謝を贈ります。

また、最も辛いときに集まってくれて、想像をはるかに超えるサポートをしてくれた素晴らしい友人たちや家族にも、本当に感謝しています』。

ユナイテッド関係者一同は、元同僚のヘイリーと、マックイーン一家に心からの哀悼の意を表します。