マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、今シーズン最終戦のカーディフ戦に向けたチーム情報を明かした。
ニール・ワーノック監督率いるカーディフを迎え撃つチームに、指揮官は若手選手を起用する考えを示した。ジェームズ・ガーナー、ディラン・レヴィット、アルノー・ピグマル、タヒス・チョン、アンヘル・ゴメス、メイソン・グリーンウッドたちは木曜、ファーストチームのトレーニングに参加した。
今年の夏で契約満了となるキャプテンのアントニオ・バレンシアにとっては、もしコンディションが十分整い、出場が叶うなら、レッズで最後の試合となる。
何人かの選手にとっては日曜がユナイテッドで最後の試合になるかと尋ねられたオーレは、「フットボールでは何でもアリだ。最後の試合になるかもしれないし、また新しいキャリアのスタートとなることだってある」と答えた。
「シーズンを通じて、若手の選手たちが出番待ちをしていた。彼らのうちの1人か2人は出場することになるだろう」
先週末のハダースフィールド・タウン戦ではチョンが途中出場、この試合は負傷により出場できなかったグリーンウッドも、すでに回復している様子だ。
バレンシアは1月2日のニューカッスル戦(2-0で勝利)以来、ユナイテッドではプレーしていないが、すでにトレーニングには復帰している。
「アントニオと昨日話をした。私が着任してからの5、6か月の間、彼は万全な体調ではなかったのが残念だ。彼にとっても苦しい状況だったことだろうが、彼自身、フルタイムは無理でも、プレーは可能だと感じているようだ。今日と明日も無事にトレーニングをこなして、良い形で彼を送り出してあげられたらいいと思っている。彼はこのクラブにとって非常に重要な存在だったからね」
「年間ベストプレイヤーを受賞し、キャプテンも務めてきた。その彼の功労に少しでも報いたい」
ジェシー・リンガードは怪我で欠場していたが、復帰できる見込み。しかしロメル・ルカクとアレクシス・サンチェス、アントニー・マルシャルについては微妙だ。
1-1で引き分けたチェルシー戦で膝を傷めたエリック・バイリーについては欠場が確定している。
プレミアリーグで1年過ごしたのちにチャンピオンシップに逆戻りすることが決定しているカーディフは、ポジティブな形でシーズンを終えたいと意気込んでいる。
DFソル・バンバとマシュー・コノリー、ジョー・ロールスとカラム・ペイターソンは欠場が濃厚だ。