「デイヴィッド・ベッカム以外で好きなフリーキックのキッカーは誰?」
『@LuisNani(ナニ)が蹴るのを見るのが大好きだった』と自身の公式ツイッターアカウントに投稿したラッシュフォード。
『彼はナックルボールができる唯一無二の存在だったからね』
現在、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティーでプレーしているナニもすかさず反応。
マーカスの敬意にあふれたコメントに対し、『ありがとう、そのうち一緒にシュート合戦しないとな』とリプライ。
これにマーカスが『兄弟、望むところだ』と応えると、ポルトガル人フォワードが『約束だ』と締め括った。いつの日か、Aonトレーニング・コンプレックスで伝説のフックアップが拝める日がくるかもしれない。
ナックルボールとは?
シュートを打つときのこのテクニックは、クリスティアーノ・ロナウドにより広く知れ渡った。そしてナニも自らのバージョンを完成させている。彼の場合は、フリーキックよりもオープンプレーで使うことが多かった。
インターネットでナックルボールの意味を調べると、『できるだけボールに回転をかけずに蹴ることで、飛球の周囲に左右非対称な気流を作り出す。そのとき、ボールが不規則な軌道をたどることから、球筋を読むことが難しくなる』とある。
しかし百聞は一見にしかずである。まずはナニの実際のシュートシーンをご覧いただきたい。
ラッシュフォードもマスター
ナックルボールを実践するのは非常に難しいが、マーカスはAonトレーニング・コンプレックスで特訓に励み、これをマスター。
その真骨頂と呼べるゴールシーンが、昨シーズンのスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦での、稲妻のごときフリーキックだ。
ユナイテッドのフリーキック史におけるトップ10ランキングのどのあたりにこの一撃が位置しているか、ぜひ下のビデオをチェックしてみてほしい。
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