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ユナイテッド 2-0 トッテナム

マンチェスター・ユナイテッドは、フレッジとブルーノ・フェルナンデスのゴールにより、オールド・トラッフォードでトッテナム・ホットスパーを2-0で破った。

ニューカッスル・ユナイテッドと0-0で引き分けたプレミアリーグ前節の悔しさを晴らすかのような結果だった。ユナイテッドは前半に19本のシュートを放ちゴール前に迫ったが、ハーフタイム後にフレッジのシュートでようやく突破口を開く。

フェルナンデスの見事なカーブシュートで締めくくった一戦は、この夏にエリック・テン・ハフが監督に就任して以来、間違いなくチーム最高の出来だった。

スパーズを圧倒して揺れたオールド・トラッフォード

前半 - ゴールだけが欠けた内容

キャプテンのフェルナンデスは、スパーズのセントラルトリオの間に巧みにスペースを見つけ、中盤の拮抗した戦いの中で、エネルギッシュなスタートを切る。アントニーとディオゴ・ダロトは、ロドリゴ・ベンタクールがダビド・デ・ヘアが守るゴール前に飛び込む前に、ウーゴ・ロリスを苦しめた。

フェルナンデスの見事なダミーからフリーになったアントニーがシュートも、ロリスが守るゴールの左ポストをかすめ、観客を沸かせた。

ここから、ロリスの素晴らしいセーブが続き、スコアは0-0に。フレッジのピンポイントパスでマーカス・ラッシュフォードがゴール前に抜け出したが、彼の強烈なシュートは精度を欠き、ロリスにファインセーブを許してしまう。その後もロリスは、フェルナンデスのフリーキックとルーク・ショーのボレーシュートを阻止。

ブルーノとフレッジがラッシュフォードをサポートした30分までに、ユナイテッドは14本のシュートを放った。スパーズのボックスの周りで多くの入り組んだパス回しが行われたため、0-0という残念な結果に終わったニューカッスル戦のような遅いビルドアップの兆候はなかった。

アントニーがさらに2度の好機を作ったユナイテッドに対して、スパーズはハリー・ケインが強烈なシュートを放つなど、彼らのカウンターアタックの脅威を再認識させられた。

後半 - ハードワークが報われる

ユナイテッドの努力のすべては、後半開始から 76 秒以内に報われた。前半にスパーズの扉を打ち破ろうとした試みは19回あったが、後半はたった1回の後押しで済んだ。サンチョのパスを受けたフレッジは、再び前方へスプリントし、ボックス手前でシュート。これはベン・デイビヴィスにディフレクトしてネットを揺らし、ついに先制に成功する。

ラッシュフォードはリスタート後、再びスパーズのストッパーにシュートを叩き込むなど、後半も高いインテンシティを維持。ユナイテッドのプレスはスパーズをより深く下がらせ、よりミスを犯させ、ラッシュフォード、フレッジ、ブルーノは後ろからプレーしようとするスパーズの試みを抑制し続ける。

リサンドロ・マルティネスにマークされていたケインは、プレーに影響を与えようと深い位置に下がり始めた。イングランド代表ストライカーは、この夜を通してほとんどチャンスがなかったが、デ・ヘアにセーブを強いたが、オフサイドの判定。

そしてブルーノが飛び込んできたロリスを越えるカーブシュートを決め、パフォーマンスに見合ったゴールをついに手に入れた。さらにラッシュフォードがロリスに強烈なシュートで襲い掛かるも、弾き返されてしまい、またもや悔しがる。

体調不良だったクリスティアン・エリクセンが古巣相手に交代出場。終了のホイッスルの直前にマルティネスがケインに強烈なタックルを見舞うなど、スパーズは終盤ほとんどチャンスらしい場面を作れなかった。

次戦は、アウェイでチェルシーと激突する!

試合詳細

ユナイテッド:デ・へア;ダロト、ヴァランヌ、マルティネス、ショー;カゼミーロ(86分にエリクセンと交代)、フレッジ;アントニー(75分にマクトミネと交代)、フェルナンデス(C)、サンチョ(86分にエランガと交代); ラッシュフォード

出場機会のなかったサブ:ヒートン;リンデロフ��マラシア;ペリストリ、ガルナチョ、ロナウド

ゴール:フレッジ(47分)、フェルナンデス(69分)

イエローカード:カゼミロ

スパーズ:ロリス(C);ロメロ、ダイアー(81分にサンチェスと交代)、デイヴィス;ドハーティ(81分にセセニョンと交代)、ホイビュルク、ビスマ(81分にモウラと交代)、ベンタンクール(88分にスキップと交代)、ペリシッチ(88分にスペンスと交代);ソン、ケイン

出場機会のなかったサブ:フォースター、ラングレ、タンガンガ、ギル

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