X

リポート:バーンリー 1-1 ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドは火曜日、プレミアリーグでバーンリーと敵地で対戦。粘り強いチームに1-1の引き分けに持ち込まれ、勝ち点1を得るに留まった。

ユナイテッドはターフ・ムーアでの前半で3度ネットを揺らしたが、ポール・ポグバが2022年のリーグ戦初出場にしてネットを揺らした場面のみ特典としてカウントされた。

後半開始早々、ジェイ・ロドリゲスに同点弾を決められてしまい、両チームは勝ち点を分け合った。

前半 - ポグバが飛び出す

ランカシャーの雨と強風の中でキックオフを迎え、前半はアクシデントに満ちた展開となった。マーカス・ラッシュフォードが先制のチャンスを作るが、ゴールキーパーのニック・ポープがニアで対応。

11分後、ラファエル・ヴァランヌがネットを揺らし、ユナイテッドの先制ゴールとなるはずだったが、VARによりノーゴールに。ヴァランヌはブルーノ・フェルナンデスのフリーキックに反応し、ゴール前で完璧なヘディングシュートを決めていた。しかし主審は、フェルナンデスがボールを蹴ったときにハリー・マグワイアがオフサイドポジションにいて、ロドリゲスと肩をぶつけ、プレーを妨害したと結論づけた。

だが、ポール・ポグバがルーク・ショーの折り返しからゴール隅にシュートを決めて先制。ポグバは2シーズン連続でターフ・ムーアでのゴールシート名前を連ねた。

さらに、ラッシュフォードのクロスにベン・ミーが自陣ゴールネットを揺らしてしまったが、これも線審の判定により、ビルドアップの際にポグバに対するファウルがあったものとみなされ、ノーゴールとなった。

その後もチャンスを作り続けたユナイテッドだったが、エディンソン・カバー二、フェルナンデス、ラッシュフォードのシュートはことごとくポープに弾き返されてしまう。ショーのクロスがポスト後方でカバーニに当たってバウンド。ボールを待ち構えていたカバーニは頭で合わすも、キーパーも対応するのに十分な時間を与えられたも同然で惜しくも追加点とはならなかった。

後半 - バーンリーの反撃

後半開始から2分、クラレッツが同点に追いつく。裏を取ったロドリゲスは背後からディフェンスに捕まりながらもボールを収め、ダビド・デ・ヘアとの1対1を制してゴールを決め、バーンリーが1-1とする。

デ・ヘアのスーパーセーブがなければ、バーンリーは1月に加入したヴァウト・ヴェクホルストが直後に逆転していたかもしれない。デ・ヘアが強烈なシュートに飛びついて対応し、ピンチを防いだ。

ゴールを決めたことで、ホームチームは前半には見られなかった勢いを取り戻し、ユナイテッドに圧をかけ始めた。ヴェクホルストが再びシュートを放つが、サイドネット。

ラッシュフォードがボックス内に侵入し、ヴァランヌにボールを供給すると、ヴァランヌは芸術的なフリックで反応。しかし、このシュートはミーにクリアーされてしまう。また、交代出場のクリスチアーノ・ロナウドもエリア内でヘディングシュートを放つが、バーを越えてしまい、チャンスを逃す。

ホームのバーンリーは時間の経過とともに退いて守るようになり、勝ち越しを狙うユナイテッドがプレッシャーをかけていく展開に。後半追加タイムにはマグワイアがヘディングシュートを放ったが、枠を外れてしまい、同点のまま試合終了のホイッスルを聞いた。

試合情報

バーンリー:ポープ;ロバーツ、ターコウスキー、ミー(c)、ピーテルス;コルネ(69分にレノンと交代)、ウェストウッド、ブラウンヒル、マクニール、ロドリゲス(89分にバーンズと交代)、ヴェクホルスト

出場機会のなかったサブ:ヘネシー、ロートン、コーク、スティーブンス、コリンズ、バーズリー、ロング

得点:ロドリゲス(47分)

イエローカード:ピーテルス、ブラウンヒル

ユナイテッド:デ・へア、ダロト、ヴァランヌ、マグワイア(c)、ショー;マクトミネイ(80分にリンガードと交代)、ポグバ、フェルナンデス;サンチョ、カバーニ(68分にロナウドと交代)、ラッシュフォード(85分にエランガと交代)

出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、リンデロフ、ジョーンズ、ワン・ビサカ、マティッチ、マタ

得点:ポグバ (18分)

イエローカード:マグワイア

おすすめ: