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スールシャール監督がブライトン戦を総括

マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラッフォードでブライトンを2-1で下し、オーレ・グンナー・スールシャール監督は暫定監督就任から7連勝を達成した。

監督は、ポール・ポグバのPKに続いて2点目を決めたマーカス・ラッシュフォードを称賛。そして、サー・マット・バズビーの記録を更新した点についてもコメントした。

試合後MUTV、会見で監督が語った内容は、以下の通り。

素晴らしいプレー
(試合終了の笛が聞こえて)楽になった。快適にやれたとは言わないまでも、非常に良いプレーが見られたと思う。後半序盤に何度かチャンスを作れた。本来なら勝負を決めるべきだっただろうが、どの試合でも問題や試練はつきもの。ブライトンは他チームよりも反撃する力があり、厄介な相手だ。彼らには優れたDF、中盤の選手がいるので、崩すのは容易ではない。それに、当然だが、ボックスに入られれば守らないといけない。それでも、我々は良いプレーができた。

ラッシュフォードは自信と共に成長
(ゴールは)悪くなかっただろ? 今日は彼にとって150試合目で、21歳で成し遂げたのだから大したものだ。彼のレベルのパフォーマンスを披露できて、フィニッシュの部分で成熟し、勤勉な姿勢で取り組んでくれる選手がチームにいるのは理想的だ。彼は自信を持ってやっている。彼のようなプレーをする選手なら、そうでなければいけない。もちろん、ここ6〜7週間で多くの試合に出場している。ここ数週間は毎試合に出場している。彼は自信とともに成長している。成熟している。しかし、彼の取り組む姿勢は変わらない。それが何より素晴らしい。

再びチームを勝利に導いたオーレとコーチングスタッフ

今日より良い形で試合を締めくくるべき
確かに姿勢は素晴らしかった。ただ、今日よりも良い形で試合を締めくくりたかった。今日より良い形で試合をキープし、相手にボールを追わせたかった。簡単にボールを取られ過ぎたと思った。集中を切らしてしまった。試合中、楽な展開に思えたのかもしれない。3-0なら問題ないが、2-0ではどういう結果にもなり得る。守備では、より良い陣形を見つける必要がある。今日のような試合の終盤には、もっと良い守備が必要だ。難しい状況になっても2-1で勝てたとはいえ、こういう状況は回避しないといけない。ただ、素晴らしいフットボールも見られた。後半早々に2点か3点は決められるような展開だった。

レッズトレインは走り続ける
今の勢いをいじできれば、電車は走り続ける。それに、まだ得られる勝ち点は多いので、順位を上げたい。監督(サー・アレックス・ファーガソン)は以前、我々に試練を与えた。どうして10連勝できないのか、という風にね。1試合ごとに集中して、しっかり準備すれば、毎試合に勝つことは可能だ。ただし、改善しないといけない部分もある。それでも、選手は今の状態、勢いを誇りに思わないといけない。7連勝だ。勝利が自信を生み出す。

記録は気にならない
(サー・マットの記録更新は)誇りに思うことだとは思う。でも、それは選手が誇りに思うこと。それによって勢いを維持できる。これから10年、15年、20年という時間が経てば、過去を振り返るかもしれないが、私は記録を気にしない。今までも、一度だって気になったことはない。チームの勝利の一部になれて気分は良いし、ドレッシングルームの自信にもなる。今日の試合に勝てた要因、勝ち点を失わなかった要因は、チームスピリットだ。ダビド(デ・ヘア)がセーブを記録する機会はなかったが、終盤は危ない場面があった。

アーセナル戦は素晴らしいチャレンジ
ここ何年かは、クラブにとって苦しい時期になっている。そして、今は5位だ。(チェルシー戦で)アーセナルがどういう状況なのかわかっていないので、6位のままかもしれないね! クラブにとって相応しい順位に上がるのは大変なことだ。しかし、これからはFAカップでのアーセナル戦に集中する。タフな相手だが、素晴らしいチャレンジだ。このインタビューが終わったら、彼らの試合の後半を見るよ!

アーセナル戦にアレクシスは出場する?
アレクシスは100%の状態ではない。たびたび離脱したが、来週のFAカップ戦のメンバーには加わるだろう。

オーレがラッシュフォードを称賛

ユナイテッド 2-1 ブライトン

サー・マットに敬意video