X

オーレ「90分で勝ち切るべきだった」

マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、オールド・トラッフォードで行われたエミレーツFAカップ5回戦において、ウェストハムを下した試合を振り返り、準々決勝進出に満足していると語った。

後半戦のパフォーマンスはベストと言える出来ではなかったとしつつも、週末のエヴァートン戦で残念なドローを喫した後で挽回した点を評価した。

以下は、MUTV とBBC Sport 、そして記者会見の席でのオーレの回答だ。

ユナイテッド 1-0 ウェストハム(ET)

ベスト8入り

「カップ戦では、何がなんでも勝つ、それが重要だ。エヴァートン戦が意気消沈する結果に終わったあとでよく挽回できた。あの決勝点はメンタル的にもダメージが大きかったが、この試合ではしっかり集中し直してプレーすることができた」

無失点に意義がある

「クリーンシートを守ることができた。記録を見返すと、これまでもかなりの数のクリーンシートを達成できている。とくにビッグマッチでは無失点に抑えることができている。最初の3試合で11失点したのはいただけない。あの頃はまだきちんと体制が整っていなかった。しかしそれを除けば決して悪くはない」

後半戦に揺らいだ

「最終的には15から17くらいシュートを打っていたから、より決定力は必要だといえる。もっと早い時間に試合を決めて90分で終えるべきだった。しかし時にはそれが叶わないこともある。後半戦はやや苦しんだ。前半戦には、2、3回ビッグなチャンスがあった。メイソン(グリーンウッド)とアントニー(マルシャル)、それからビクトル・リンデロフのシュートも、相手キーパーの好セーブに阻まれた。アレックス(テレス)のコーナーキックもよかったが、ドニー(ファン・デ・ベーク)がクリーンなシュートを打てなかった。前半戦はゲームを支配できていたし、我々がコントロールしていた。しかし後半戦はあまり良い出来ではなかったね。得点を決めてからも、あと2、3点は入れられただろう。あまりにチャンスを無駄にしていた。もっとしっかりゲームをコントロールすべきだった」

次戦もホームでの試合を希望?

「どのみちファンはいないからそれほど関係ないが、移動がない点ではオールド・トラッフォードでの方が好ましいだろうね。もちろん、すべての試合に勝ちたい。そして決勝まで辿り着きたい。それこそがマンチェスター・ユナイテッドの存在意義だからね。カップ戦ではときにラッキーな抽選もあるが、我々はこれまであまりそういった恩恵にはあずかっていない。しかし決勝戦に一歩近づいたのは間違いない。このあとは日曜まで試合がないから、しっかり準備もできる。今日120分プレーしたことも日曜の試合に向けての良い鍛錬になったよ」


ドニーのパフォーマンスについて

「前半戦は、全体的にもドニーも非常に良いプレーができていた。お互いにうまくスペースを作れていたし、彼は自分に課せられた任務をよくこなしていた。彼は細かいところで器用なプレーができる。アレックスとの連携からチャンスもあった。後半戦は、チーム全体がやや後退していたから交代策をとった」

ディーンのクリーンシート

「試合の時はいつでも、我々のキーパーにとって穏やかな夜になってほしいと願っている。そして多くの場合願ったとおりになる。ディーン(ヘンダーソン)は、終盤のヘディングの場面を除いてすべて良かった。あの場面ではおそらく若干ボールから視線を外していたのだろう。ダビド(デ・ヘア)は、常にボールから視線を逸らさず、集中し続ける、ということを徹底している。チャンスというのは突然やってきて、ふいにセーブしなければならない場面が訪れるからね」

ソシエダ戦は中立地で開催

トリノでの一戦video

マグワイア「今年こそトロフィーを勝ち取る」

ポグバは数週間の離脱