ラルフ・ラングニック暫定監督は、マンチェスター・ユナイテッドがアーセナルに3-1で敗れた試合後、なぜクリスチアーノ・ロナウドではなくブルーノ・フェルナンデスがPKを蹴ったのかを説明した。
アーセナルが2-1とリードしていた時、クレイグ・ポーソン主審はヌーノ・タヴァレスのハンドをコール。
ビデオ・アシスタント・レフェリーのジャレッド・ジレットがこのシーンを確認した後で正式にユナイテッドにPKが与えられた。
フェルナンデスがボールを持ち、アーセナルのキーパー、アーロン・ラムズデールと対峙したものの、シュートはポストの外側をかすめ、枠を外れた。
その後、グラニト・シャカがロングレンジでゴールを決め、ホームチームが勝ち点3を獲得した。
昨年9月のアストン・ヴィラ戦でPKを失敗したとはいえ、ブルーノはそれまでチーム内でPKを蹴る常連だった。ただ、直近3度のPK機会はロナウドがキッカーを務めた。
37歳のロナウドは、クリスマス前のアーセナル戦とノリッジ戦でネットを揺らしたが、2月のエミレーツFAカップのミドルズブラ戦では12ヤードからのシュートを決められなかった。
ラングニックは試合後、ロナウドがブルーノにPKを託したことを明かした。
試合後の記者会見でラルフは「試合後に彼(ロナウド)と話し、尋ねたところ、彼は自分がPKを蹴るべきとは思っていなかったと言っていた」と語った。
「それでブルーノが蹴るべきと思ったと言っていた」
ロナウドがプレミアリーグ通算100ゴール目を挙げ、エミレーツ・スタジアムでの点差を縮めたが、その後ゴールになったと思われたシュートがオフサイドと判定されたのは不運だった。