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ラルフ「同じ過ちは犯したくなかった」

マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、ブレントフォード戦の後半、レッズはより緊迫感を増し、「カウンターアタックの場面で適切なポジション」を取れていたと語った。

水曜日にブレントフォード・コミュニティースタジアムで行われたプレミアリーグの試合では、ダビド・デ・ヘアの多大な貢献もあり、レッズは嵐のような前半の攻防戦を乗り切って0-0で折り返した。

しかし後半はユナイテッドが積極的に反撃に転じ、アンソニー・エランガ、メイソン・グリーンウッド、マーカス・ラッシュフォードがゴールを決めて、勝ち点3を手に入れた。

終盤イヴァン・トニーに得点を許したが、レッズの印象的なパフォーマンスに水を差されることはなく、ラングニックは勝利を喜んだ。

ブレントフォード 1-3 ユナイテッド

試合後の会見で、ユナイテッドが後半戦にプレーの質を上げた理由を語ったドイツ人指揮官は、何人かの選手のパフォーマンスを称賛するとともに、交代後にクリスティアーノ・ロナウドと交わした会話についても明かした。

前・後半戦のパフォーマンス

「ハーフタイムに激論を交わしたというわけではないが、いくつかの点は変更した。前半は、ほとんどすべての面で良くなかった。ずさんなパス回し、50対50の状況での強さも足りず、ほとんど毎回セカンドボールを与えてしまっていた。後半はより緊迫感が増し、ピッチの高い位置から当たりに行って、カウンターアタックの場面でより適切なポジションが取れていた。そして得点することができた。これが大きな違いだ」。

ブレントフォードは厳しいチャレンジをしかけてきた

「彼らのプレーは非常にアグレッシブで、積極的かつ勇敢で、フィジカルも強かった。それは最初からわかっていたことで、もちろんホームでの彼らの他の試合も見ていたし、アーセナルのようなチームを圧倒して破ったのも偶然ではない。そのことは十分承知していたが、前半はすべての面で後手にまわっていた。後半になると、自分たちもカウンター攻撃の場面が出てきて、相手の3バックを下がらせて、1対1のスプリント勝負に持ち込めるとわかっていた。そういう展開になれば、自分たちの方が優れている」。

デ・ヘアが重要な役割を果たした

「ここ数週間、彼はこのようなパフォーマンスを見せてくれている。前半のセーブは見事だった。彼は今、世界で最も優れたゴールキーパーの一人だと言えるだろう」

マクトミネイの影響力 

「後半、スコットは真のリーダーだったとあらためて言いたい。我々が最も必要としているときに、威厳のあるプレーをしてくれた。それが中盤の他の選手たちにも良い影響を与えていたと思う」

アカデミー卒業生3人のゴール 

「今日は3人の若い選手がゴールを決めてくれた。それに、ブルーノのお膳立ても実に見事だった」

ハイライト:ブレントフォード 1-3 ユナイテッドvideo

エランガの夜 

「彼はヴィラパークで見せたパフォーマンスを継続してくれた。今日の彼は、とくに後半、傑出していた。ボールに対して多くの仕事をし、重要な先制点も決めてくれた」

交代後のロナウドのコメント

「彼は『なぜ自分が?なぜ自分を引っ込めるのか?』と聞いてきた。私は『チーム全体の利益のために決断を下さなくてはならない』と答えた。5日前のヴィラパークでも、残り15分で2-0と、まったく同じ状況だった。そして私は同じ過ちは犯したくなかった。ハリー・マグワイアを加えた5バックに変更し、右サイドにもう一人の高速ウインガーとしてマーカス(ラッシュフォード)を投入することにしたが、これは正しい判断だったと思う。クリスティアーノは満足していなかった。彼はゴールスコアラーだから、残ってゴールを決めたいと思っていただろうが、それよりも我々はよりコンパクトになり、十分な脚力を保ち、相手のセットプレーを守るために強いヘディングを繰り出せることが重要だった。3点目を取ったとき、私は彼にそのように言った。君が自分で点を取りたいのはわかるが、数年後、もし君自身がヘッドコーチになったとしたら、同じ判断をするだろうと」。

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