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マティッチ「レアル・ソシエダ戦は初戦だと思って挑む」

好調をキープしているMFネマニャ・マティッチは、今季のマンチェスター・ユナイテッドにとって、ここからの数週間が重要になると感じている。

レッズは木曜、オールド・トラッフォードでヨーロッパリーグ、ラウンド32のレアル・ソシエダ戦に挑む。先週の第1戦に4-0と快勝をしたからには、ラウンド16行きの切符をしっかり手にしたいところだ。

オーレ・グンナー・スールシャール監督率いる軍団はエミレーツFAカップでも準々決勝進出を決め、プレミアリーグでは2位につけている。

つまりは、数日おきに重要な対戦を迎えることを意味する。そしてマティッチを筆頭に、選手たちはみな、すべてのコンペティションでの戦いに、あふれんばかりの意欲を燃やしている。

静かなるインパクトvideo

「シーズンは長い。我々にはまだ多くのトロフィー獲得のチャンスがある」とクラブメディアに語ったマティッチ。「いつも言っていることだが、もっとも大事なのは次の一戦だ。それは常に決勝戦に等しい」

「いま集中すべきは木曜の(レアル)ソシエダ戦だ。その後はチェルシー、シティーと続くが、まずはレアル・ソシエダ戦でしっかり任務を遂行することだ。決勝戦に向けて一歩前進できるようにね」

マティッチはすでにイングランドとポルトガルで国内タイトルを勝ち取った経験がある。しかしシーズンも残り5ヶ月となったいま、セルビア人MFはユナイテッドでトロフィーを手にしたいと意気込んでいる。

「シーズンのこの時期は好きかって?イエス。好きだよ。モチベーションがどんどん高まるし、エネルギーも湧き出てくる。プレーする上ではものすごくいい状態だ」

「次の数試合はどれも俺達にとって重要な対戦になる。タイトルを左右することになるかもしれない。願わくはポジティブな方向に向かってほしい。タイトルレースには最後まで食い込んでいきたい。このクラブでトロフィーを勝ち取ることは選手全員の夢だ。ここからの2、3戦はとくに重要だが、ここでの戦いぶりに、俺達が何を求めているかが発揮されることだろう」


ハイライト:レアル・ソシエダ 0-4ユナイテッドvideo

トリノで戦ったレアル・ソシエダとの第1戦では、ユナイテッドは大量得点をあげることができた。し��し木曜のオールド・トラッフォードでの対戦では、しっかり集中し直して挑むことが必要だとマティッチは話した。

「気を緩めている暇はない。(トリノでも)序盤の30~35分くらいは苦しんだ。相手がチャンスを作ってきたからね。素晴らしい選手も揃っている。だから絶対に気は抜けない。彼らは勝ち方を知っている」

「彼らにとっても特別な試合なはずだ。アドナン(ヤヌザイ)はここでプレーしていたから、彼にとってオールド・トラッフォードはホームグラウンドのようなものだし、ダビド・シルバもここで何度もプレーしている。しかしそれ以外の選手たちにとっても、オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦するというのは滅多にない機会であるから、相当な勢いで挑んでくるだろう。4-0という結果は彼らにとっては不本意だったはずで、彼らの実力を表したものではない。だからきっと、どの選手もより一層のモチベーションでオールド・トラッフォードに乗り込んでくるはずだ。俺たちはそのことを認識した上で、これが初戦だと思ってしっかりフォーカスする必要がある」。

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