コペンハーゲン戦が重要な理由
デンマークでタイトルを獲得したFCコペンハーゲンは、マンチェスター・ユナイテッドのチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節と第4節の対戦相手となる。
コペンハーゲンは、1992年に2つのクラブが合併して設立されて以来、トップリーグで15度タイトルを獲得している。
2006-07シーズンにはチャンピオンズリーグで2度対戦し、ポール・スコールズ、ジョン・オシェイ、キーラン・リチャードソンのゴールにより、オールド・トラッフォードに3-0で勝利した。
また、2019-20ヨーロッパリーグ準々決勝でも対戦し、新型コロナウイルスの流行により中立地ドイツのケルンで対戦。
延長戦でのブルーノ・フェルナンデスのPKで決着がついたが、デンマークはそれ以降、ほぼ完全にメンバーを入れ替え、2020年8月に選出された21人のメンバーから残ったのはDFニコライ・ボイレスンとMFラスマス・フォークだけだ。
ユナイテッドの新11番ラスムス・ホイルンドは、当時首都のクラブに在籍していたが、コペンハーゲンでデビューしたのはその年の10月だった。
2022年1月にシュトゥルム・グラーツに移籍するまで、ホイルンドはコペンハーゲンで32試合に出場し、5得点をあげた。ただ、今もパルケン・スタディオンには彼と同じ名字をもつ選手がいる。
というのも、双子の兄弟であるエミルとオスカーが、現在コペンハーゲンに在籍しているのだ。
2005年1月生まれの2人は、今季クラブでリーグ戦初出場を果たしており、秋に両チームが対戦する際には、より知名度の高い兄との再会を熱望しているに違いない。
10月24日(火)にオールド・トラッフォードでコペンハーゲンを迎え、その2週間後の11月8日(水)にデンマークへ遠征する。
ヤコブ・ニーストルップ監督のチームにはもう一人、ユナイテッドとのつながりがある。
ラーション・ジュニアは、昨シーズン、シャルケからのレンタル移籍中に6得点をあげた後、夏に正式契約を結んだ。
著名な父親はスウェーデン代表としても7試合に出場している。また、1994年から2008年にかけてチャンピオンズリーグに出場した。
スーペルリーガの覇者であり、3連覇に向けて有望なスタートを切ったチームには、プレミアリーグの観衆にはおなじみの2人の名前もある。
今夏、降格したサウサンプトンから加入したFWモハメド・エリウヌッシと、元カーディフ・シティーのFWアンドレアス・コルネリウスだ。