ガルナチョの姿勢を称賛
エリック・テン・ハフ監督は、日曜のリーズ戦でも先発出場を望んでいるアレハンドロ・ガルナチョの姿勢に問題はないと見ている。
弱冠18歳のアタッカーは、水曜日の前半にウィルフリード・ニョントに先制点を許した後、2度もゴールに迫った。2度目のチャンスでは、何度となく阻止されても足を止めず、マキシミリアン・ヴェーバーにライン上でクリアーされた。
リーズの主将ルーク・アイリングにマークされ、後半にはファクンド・ペリストリと交代した。ユナイテッドは2-2の引き分けで勝ち点1を獲得した。
リーズ戦での交代は残念だったかもしれないが、2-1で勝利したクリスタル・パレス戦では、異なる流れで交代した。
パレス戦では、マーカス・ラッシュフォードの決勝弾につながるプレーで貢献したものの、カゼミーロのレッドカードにより中盤の補強が必要な状況になり、アレハンドロが犠牲となった。
ガルナチョは、監督の決断を受け入れた。監督は記者会見で、FAユースカップ優勝者がフィールドで自分を表現したい気持ちを理解していると語った。ガルナチョには、相手ディフェンダーに仕掛け、プレーを生み出す力が備わっている。
テン・ハフ監督は、リーズ戦の試合前会見で、「彼が(交代の)決定を理解していないとは思わない」と語った。
「彼はとても感情を表に出す選手で、それが長所でもある。彼は勝ちたいし、フットボールをプレーしたいし、一分一秒たりとも逃したくはない選手だ」
「それはいいことだと思う。彼は自分自身の能力に確信を持っていて、それは良いことだ。ストレスがかかる状況でパフォーマンスを発揮するには、そうした気持ちが必要であり、彼に備わっているものだ。彼は最後まで貢献し、私の決断を受け入れている」
「常にチームが優先されるのであって、彼はそれを受け入れている。彼が交代したときに見せた感情、フラストレーションは、交代を受け入れていないわけではないと思う」
ガルナチョは、マンチェスターダービーでのラッシュフォードの決勝点をお膳立てするなど、ワールドカップ以降、結果を追い求めている。その揺るぎない自信は重要な要素であり、アウェイでのリーズ戦でも、相手ディフェンスを混乱させようとするだろう。
選手たちは皆、チームのためになることであれば、勇気を出して挑戦しなければならないと思う」と、ボスは付け加えた。
監督は「チームの利益になる以上、あらゆる選手が勇敢にプレーし、トライしないといけない」と答えた。
「彼は選手を相手と競い合い、相手を出し抜き、チャンスを作り出している。しかし、水曜日は彼が得点するべきだった」
アウェイでのリーズ戦チーム情報
記事エランド・ロードでの一戦を前に、監督が最新チーム情報を提供した。
「彼はとてもよくやっていると思うし、インパクトを残している。水曜日に見たように、彼は脅威であり、良いアクションを見せ、生き生きとしていて、素晴らしいチャンスを作った。ただ、ゴールを決めないといけなかった。最終的には自分で効果的なプレーをしないといけない。それが重要なんだ」
「ストライカーとして、得点やアシスト、重要な役割を果たす選手としてプレーしないといけない。それ以外の部分でも期待している。もちろん、基本的なことも重要だ。より多くのことができないのであれば、基本的な部分をこなさないといけない」
「それがベースにないといけない。しかし、マンチェスター・ユナイテッドの選手ならば、インパクトを残さないといけない。得点や結果に影響を与えること、ゴールやアシストで試合に良い影響を与えることを期待している」