ガルナチョ「対戦相手の研究は大好き」
アレハンドロ・ガルナチョは、対戦相手のサイドバックをどう攻略するかを分析するのが好きで、試合のどのタイミングでどうすれば相手を欺けるかを知っていると明かした。
若きスター選手は、今月初めに行われたアストン・ヴィラ戦とフルアム戦でのマン・オブ・ザ・マッチ受賞について語りながら、試合に先発するか、交代で出場するか、そのプロセスについて説明した。
どちらのケースでも、ガルナチョはエリック・テン・ハフ監督が言う“エンドプロダクト”を提供し、ユナイテッドに有利な展開をもたらした。
18歳のガルナチョは、ベンチからのインパクトは偶然ではなく、むしろ試合の状況を見極めるのに時間を費やした結果であると振り返る。
「フルアム戦のゴールに関しては、試合に出場したいと強く思っていたし、あの時点では同点だった」
「あの試合の状況は、カウンターアタックや、僕が好きな走り込みにちょうどよかったんだ」
「クリスティアン・エリクセンとのワンツーで、ディフェンスの裏に走り込んだ僕に素晴らしいパスが来て、ゴールを決められた。あの瞬間は何もかもが熱狂的で、とても信じられなかったよ!」
後半追加タイムの決勝ゴールによる感動は、クレイヴン・コテージに集まったアウェイのユナイテッドファンにも伝わったが、ガルナチョは最近の活躍について、徹底した準備から生まれたと考えている。
「(準備を整えて)出ていって、全力を尽くさないといけない。家ではいつも対戦相手のサイドバックを研究しているし、試合中もベンチに座っている間、研究している」
「それで、どこをどう攻めればいいのかがわかるんだ」
「出場する時点で試合や相手を分析している。試合や対戦相手を分析することで、各選手の背景を知り、試合に臨むことができるんだ」
興味深いことに、ガルナチョがファーストチームで決めた2ゴールは、利き足の右足ではなく左足から生まれている。これらのゴールもまた、ゲームに対する知的なアプローチと練習方法の賜物だと、アカデミー出身の彼は言う。
「僕はずっと左サイドでプレーするのが好きで、右足で中に切り込むのが得意なんだ」
「利き足が右の選手として左サイドでプレーするためには、弱い方の足が上手でなければならない。幼い頃から、両足を使う練習に励んできたんだ。そのほうがより良い選手になれるし、今では両足を使える。完璧なレベルではなくても、高い基準でやれる」
「ありがたいことに、この2つのゴールはもう片方の足で難なく決めることができたんだ」