アンドレアスが登録名に込めた理由

昨季バレンシアに期限付き移籍していたMFは、今季開幕戦で勝利に貢献し、ファーストチームでの出場機会を得るため奮闘している。そして彼は、アレクシス・サンチェスと同様に、ファーストネームを登録名にしている。

ブラジル代表デビューも飾った22歳は、チームメートであるフレッジのように、南米出身選手の伝統である愛称を登録名にしない理由をMUTVに話してくれた。

「ぺレイラという名前の選手は多いし、父も名字が入ったユニホームを着てプレーした。僕は、それを変えたかったんだ。ベルギーでは誰もが父のことを知っていて、僕はぺレイラの子供として知られている。それを変えて、僕は自分の道を行きたいと思った。アンドレアスとして認識してもらいたくて」

父であるマルコス・ぺレイラ（43歳）は、21世紀に入りベルギーのKシント＝トロイデンVW、ロイヤル・アントワープ、ロンメル・ユナイテッドで活躍した。

アンドレアスは、ユナイテッドでは『アンディ』というニックネームで知られている。その愛称はファーストチームでも変わらず、複数の言語を操り各国の選手と会話している。

「皆が僕をアンディかアンドレアスと呼ぶんだ。どちらの名前を呼ばれても返事をしているよ。クラブの皆と会話できるしね。皆の話す言葉を理解できるのは、良いことだよね！」