マルシャル「ゴールは慰めにならない」
アントニー・マルシャルは、復帰を果たし、今季初ゴールを決めたことを喜んだが、ダービーで勝利する側に回りたかった。
マルシャルの2ゴールにより、エティハド・スタジアムでの最終スコアは6-3になった。残念な結果ではあったが、9番の復帰は一つのプラス材料だった。
ワールドカップブレーク前には過密日程が予定されている。8月に行われたリヴァプール戦で2-1の勝利に貢献したマルシャルは、今シーズンの他の試合でも良いプレーを見せていた。それだけに、復帰早々に良い流れに乗れていたマルシャルのプレーに、ファンも安堵するに違いない。
「確かに、今回の試合ではゴールを決めるよりも勝ちたかった。でも、芝に戻って来て、ゴールを決めるのは嬉しいもの」
「本当に悔しい。こういう結果なんて誰も望んでいなかった。でも、これが結果。次の試合で勝てるように、全力を尽くす」
「試合の入りは最悪で、それからも相手は本当に効率よくチャンスを掴んでいた。本当に複雑だけれど、こういうものだし、次の試合(木曜日のオモニア・ニコシア戦)に向けて全力を尽くす」
「僕自身はとてもいい感じだけど、残念ながら今季はケガをしていて、あまり試合に出られていない」
そして、個人的な視点から見て、ダービーでのパフォーマンスによって2022-23シーズンのスタートを切ることができたかと問われたマルシャルは、こう答えた。「確かに。ゴールを決められたからね」
次の試合はヨーロッパリーグのキプロス遠征、そして日曜日の夜に行われるプレミアリーグのエヴァートン戦だ。先日、クラブメディアのインタビューに応じたマルシャルは、いかに復帰を切望しているかを強調していた。
「回復して、復帰してから即チームに貢献できるよう、マッチフィットネスを高めるためにも、可能な限りできることを全力でやっている」と、マルシャルは先月末に語った。
「リヴァプール戦は、可能な限りプレーしたかった試合の一つだった。だから後半から出場したんだ」
「非常に特別な試合だった。だからこそ復帰するために全力を尽くす。何よりも、マッチフィットネスを仕上げる。そうすれば、試合に出て、チームの力になれる」