元主将がガルナチョを称賛
現役時代にマンチェスター・ユナイテッド主将を務めたアントニオ・バレンシアは、エリック・テン・ハフのトップチームの一員に成長したアレハンドロ・ガルナチョについて、「日々良くなっている」と語った。
19歳のガルナチョは、今シーズンはまだ得点をあげられていないが、2022-23シーズンははウェンブリーで開催された2023年のカラバオカップで優勝し、自身初のタイトルを獲得した。
ユナイテッドで5ゴール、5アシストを記録しているアレハンドロは、アルゼンチン代表にも初招集された。
2009年から10年間オールド・トラッフォードで過ごし、2018-19シーズンにはキャプテンを任されたバレンシアは、ガルナチョのこれまでのプレーに感銘を受けている。
5選手が新背番号に
記事2023-24シーズンを新背番号で臨む選手が発表された。
「ガルナチョのレベルは上がっている。彼は毎日良くなっている」と、アントニオはクラブメディアに語った。
「私は彼が好きだし、ファンも彼のプレーを見たがっている。(昨シーズン終盤のウルヴズ戦では)誰もが彼の出番を望んでいた」
「彼が負傷明けであることは知っていたけれど、本当にうまく試合に入った」
「彼はエネルギーに満ち溢れてピッチに立った。彼は相手にプレッシャーを与えるためにピッチに入って、試合の様相を変えた。チームが必要としていたことだ」
電光石火のスピードと知的なトリックで知られるアレハンドロは、テン・ハフ監督によって、相手の守備陣が疲弊しがちな時間帯に展開を変えるために起用される場合もある。
この戦術は、5月に行われたウルヴズ戦でも明らかで、ブルーノ・フェルナンデスのお膳立てを受けたガルナチョがゴール前まで駆け抜け、ストレトフォード・エンドで見事なゴールを決めた。
その日、オールド・トラッフォードで観戦していたバレンシアは、ガルナチョのようなクオリティの高い選手が、試合終盤にチームを大いに助けてくれると信じている。
「得点やアシストを意識してピッチの高い位置からプレスをかけてくる。あのエネルギーを持った選手が必要だった」と、2021年5月に引退した元エクアドル代表は付け加えた。
「彼は試合の流れを変えた。交代出場の時の彼の試合の入り方が好きなんだ。だから、このクラブのファンとして、彼がピッチに立つのを見るのはとても嬉しかった」
「彼がすぐにあのレベルに戻り、信じられないようなプレーができることを願っているよ。チームには彼が必要だ」