ユナイテッド

アーセナル0-2マンチェスター・ユナイテッド

日曜日 23 7月 2023 01:26

新シーズンに向けたマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンは、土曜日にニュージャージー州で一段と順調に進んだ。ユナイテッドは、メットライフ・スタジアムで同じプレミアリーグに出場するアーセナルを2-0で下した。

この試合には82,262人の観衆が詰めかけた。これは、ニュージャージー州で開催されたフットボールの試合としては記録的な数字で、ユナイテッドはプレシーズンで最高のパフォーマンスを披露した。

木曜日にクラブのキャプテンに任命されたブルーノ・フェルナンデスは、2023-24シーズン初出場となったこの試合で、先制点となるファインゴールを決めた。

エリック・テン・ハフ監督はハーフタイムに10人の選手を交代させたが、リフレッシュしたチームは後半をうまく切り抜け、3試合連続のクリーンシートを達成。ユナイテッドはこの後サンディエゴに移動し、アメリカでレクサム、レアル・マドリー、ボルシア・ドルトムントと対戦する。

ブルーノのブリリアントゴール 動画

ブルーノのブリリアントゴール

アーセナルとのプレシーズンゲーム先制シーン

前半 - 怒涛のレッド

エリック・テン・ハフという監督は、ユナイテッドがどんなに好調でも、常にギアを上げることを要求する。それはアーセナル戦の前半を見ても明らかで、チームはここまでに行われたプレシーズン2試合より上のレベルにあった。

メットライフ・スタジアムでの一戦は、両チームともに試合開始から熱量が高かった。それは、大観衆に触発されたのか、あるいはプレミアリーグのライバルと対戦するおいしい試合の予感があったからなのかはわからない。アーセナルのガブリエウ・マルティネッリは、ゴールに迫ったものの、トム・ヒートンから2度、至近距離でのセーブを引き出した。

ユナイテッドはすぐに試合の主導権を握り、序盤のペースがやや落ち着くと、コビー・メイヌーが中盤の中心で再び印象的なプレーを見せた。

キャプテンとして先発出場したブルーノは、インサイドの右でメイヌーからパスを受けると、左足で低いシュート。ボールはガナーズのGKアーロン・ラムズデールの手をすり抜け、ネットをゆらした。その6分後には2点目が決まる。アーセナルのセンターバック、ガブリエウのミスを逃さなかったサンチョがロンドン勢のバックラインの背後でルーズボールに反応し、豪快な一撃を決めた。前半の終盤は、ユナイテッドがピッチのいたるところでボールを支配し、アントニーがアーセナルのボックス右からトレードマークのシュートを放つなど、3点目に迫った。

後半 - プロのパフォーマンス

ユナイテッドは後半、トム・ヒートンを残してメンバーを大きく入れ替えた。それでもガナーズは、ユナイテッドの最終ラインを崩せなかった。ビクター・リンデロフは、一連のタックルとインターセプトで相手を止めるなど、特に印象的だった。

アーセナルのエンケティアは、ウーデゴーによる巧みで、素早いフリーキックからゴールを狙うべきだった。また、カイ・ハヴェルツはペナルティーエリア内でヘディングシュートを放ったが、惜しくも枠を外れた。ユナイテッドにとって唯一の問題は、左足首を痛めたと思われるアマドの負傷交代だった。

マーカス・ラッシュフォードは、ディオゴ・ダロトからのクロスをペナルティエリア内でダイレクトに蹴り込もうとしたが、タイミングが合わずに失敗。終了間際には、右サイドのスペースを突いたペリストリがシュートを放って追加点を狙った。

それでもユナイテッドは余裕を持ってこの試合を終え、重要なプレミアリーグ開幕に向けて、またしてもポジティブな90分間を過ごすことができた。試合後には、試合前に両チームの監督が合意していたPK戦も行われた。その目的は、大観衆の前でPKを決めるという経験を選手たちに積ませることだった。

PK戦は、カゼミーロ、ダロト、リンデロフ、ラッシュフォード、エリクセンの全員が成功させ、5-3で勝利した。

次の試合は?

ユナイテッドは日曜日(7月23日)にサンディエゴに向かい、7月25日火曜日(現地時間19:30)にAFCレクサムと対戦する。若さあふれるレッズXIが、スナップドラゴン・カップの一環としてウェールズのクラブに挑む。

その1日後、よりシニアなチームがヒューストンでレアル・マドリーと対戦し、7月30日(日)にはラスベガスでボルシア・ドルトムントと対戦してプレシーズンツアーのアメリカ編を締めくくる。

サンチョのゴールでリード拡大 動画

サンチョのゴールでリード拡大

アーセナルとのプレシーズンゲームでジェイドン・サンチョがゴール

ラインナップ

アーセナル:ラムズデール;ティンバー(58分にホワイトと交代)、サリバ(72分にジョルジーニョと交代)、ガブリエル、冨安(46分にティアニーと交代);ウーデゴー、ライス(58分にパルテイと交代)、ハヴァーツ(72分にヴィエイラと交代);サカ(72分にトロサールと交代)、エンケティア(72分にスミス・ロウと交代)、マルティネッリ(58分にジーザスと交代)

出場機会のなかったサブ:ルナルソン、キウィオル、ホールディング、バログン、マルキーニョス、ハイン、トラスティ、コジエ=デュベリー

ユナイテッド:ヒートン、ワン・ビサカ(HTにダロトと交代)、ヴァランヌ(HTにリンデロフと交代)、マルティネス(HTにマグワイアと交代)、ショー(HTにウィリアムズと交代);メイヌー(HTにカゼミーロと交代)、マウント(HTにエリクセンと交代);アントニー(HTにアマドと交代、アマドは59分にペリストリと交代)、フェルナンデス(HTにマクトミネイと交代)、ガルナチョ(HTにラッシュフォードと交代);サンチョ(HTにフォーソンと交代)

出場機会のなかったサブ:ビショップ、ヴィテック、フェルナンデス、ゴア、ハンニバル、ファン・デ・べーク

ゴール:フェルナンデス(30分)、サンチョ(37分)

観客数:82,262人

おすすめ: