トゥアンゼベが新契約締結後に期限付き移籍
アクセル・トゥアンゼベがプレミアリーグに所属するアストン・ヴィラへ2021-22シーズン終了まで期限付き移籍することが決まった。
23歳のトゥアンゼベは、マンチェスター・ユナイテッドと2023年6月までの新契約(1年の延長オプション付き)を結んだことも合わせて発表された。
トゥアンゼベは2018019シーズンにヴィラのチャンピオンシップ・プレーオフ進出に貢献するなど、ヴィラパークへの復帰となる。
前回の期限付き移籍は怪我の影響で厳しい戦いを強いられたが、今回は自分の存在感を示すための重要な機会となる。
トゥアンゼベは幼い頃からユナイテッドに所属し、2019年9月のカラバオカップのロッチデール戦ではキャプテンを務めた。ノーマン・ホワイトサイド以来となる、トップチームを含め全てのカテゴリーでクラブのキャプテンを務めた選手になった。
2017年にシニアデビューを果たし、その年にデンジル・ハロウン年間最優秀リザーブ選手賞に選ばれ、これまで37試合に出場している。
アクセルは、2021-22シーズン終了後にユナイテッドに復帰し、トップチームの先発の座を狙う。
オーレ・グンナー・スールシャール監督はトゥアンゼベを高く評価しているものの、レアル・マドリーからラファエル・ヴァランヌが加わるため、同選手を期限付き移籍させる必要があると語っていた。
「もちろん、ラファエルが入ってくれば、アクセルは他チームでプレーするようになるだろう」と監督は説明した。
それ以前も、監督は「アクセルが非常に優れたセンターバックであることはわかっていたし、ケガさえなければ我々のために多くの試合に出場してくれるだろう」と話していた。
監督がヴァランヌの移籍手続きに関して言及
記事オーレ・グンナー・スールシャール監督が、ラファエル・ヴァランヌの移籍手続きの進捗状況について語った。
「彼には、マンチェスター・ユナイテッドのセンターバックが必要とする資質が備わっている。昨シーズンのアーセナル戦では左サイドバックを務め、素晴らしいプレーを見せてくれた」
「私にとっては、彼が怪我をしないようにすること、常に練習に参加し、試合に出られるようにするこが重要だ。キャリア序盤に多くの試合を欠場したのでね」
「彼は懸命に努力している。我々は彼を信じている。あとは、安定したプレーが求められる」
バーミンガムを本拠地とするアストン・ヴィラは、新シーズンに向けてエキサイティングなチームを編成している。
アクセルは、タヒス・チョン(バーミンガム・シティ)、ネイサン・ビショップ(マンスフィールド・タウン)、リース・デバイン(セント・ジョンストン)、ファクンド・ペリストリ(アラベス)、ディション・バーナード(ハル・シティ)、ウィル・フィッシュ(ストックポート・カウンティ)に続いて、今夏期限付き移籍した7人目のユナイテッドの選手。
ユナイテッド全関係者は、2021-22シーズンのアクセルの活躍を心から願っている。