ユナイテッド

ブルーノ「正しいメンタリティを生み出せている」

土曜日 26 12月 2020 17:26

ブルーノ・フェルナンデスは、自身のゴールにより重要な勝ち点3獲得に至らなかったことを悔やんだ。その反面、試合後のドレッシングルームでチームメートが落胆する様子を目にし、正しいメンタリティを構築できているとも感じている。

マンチェスター・ユナイテッドは、今シーズンのプレミアリーグアウェイゲーム全勝を維持できると思われたが、残り5分のところでジェイミー・ヴァーディが放ったシュートがアクセル・トゥアンゼベにディフレクトして決まってしまい、同点に追いつかれた。

ブルーノは、マーカス・ラッシュフォードの先制点をアシスト。クラブに加入してからの60ゴール中31ゴールに絡む大活躍で、18ゴール、13アシストを記録している。また、2008-09シーズンのクリスチアーノ・ロナウド以降ではプレミアリーグのシーズンで二桁得点を記録した初のポルトガル出身選手にもなった。

動画
試合後インタビューに応じたブルーノ・フェルナンデス

試合後MUTVのインタビューに応じたブルーノは「残念な気持ちになるのは良いこと」とコメントしている。「今日はドレッシングルームで幸せな気持ちになれた。みんなが悔しがっていたし、レベルアップしないといけないと言っていたからね。メンタリティ、勝者のメンタリティを生み出せているのは良いこと」

「強豪相手に良いプレーができたけれど、この勝ち点には満足できなかった」

「もちろん腹も立っているよ。勝ち点3を獲得できるチャンスがあったからね。全試合に勝ちたい僕たちにとって、勝利は大事。前にも話したように、僕たちは良いチームだし、今日の試合でも勝つチャンスがあった。相手のゴールは少しラッキーだった。けれど、下を向いている暇なんてない」

「3日後に試合がある。勝ち点を撮るには、強い相手との試合(オールド・トラッフォードでのウルヴズ戦)で良いプレーが必要」

ブルーノは、またもフル出場することを厭わない選手だ。今、チームはピッチ上で一体になっている感覚があるという。

「幼い頃には、全試合に出場することを夢に見るもの。1日中ずっとボールを使って遊んでいたからね。数日で3試合をこなすのは、子供の頃よりインテンシティがだいぶ高いけれど、問題ない。数日の間に3試合に出場するチャンスがあるのなら、相手は関係なくて、選手ならベストを尽くすもの」

「僕の得点はエディ(エディンソン・カバーニ)とエリックのおかげ。エリックが50%、エディが50%だから、僕のゴールではないね! エディからの素晴らしいパスだった。ストライカーが今日のようなアシストを決められるのはトップムーブメントで、お互いに切磋琢磨し合っているチームにとっても良いこと。次の試合での僕たちは、さらに成長しているよ」

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、試合後の会見でフェルナンデスがもたらすインパクト��ついて聞かれると、こう答えた。

「彼は試合結果に影響を与える選手。チャンスを生み出し、ゴールを決める。リスクを冒してプレーしている。それは、マンチェスター・ユナイテッドの選手に大事なことで、勇気を持ってやらないといけない。彼は間違いなく勇敢な青年だ」

「パスをみていけると判断していた。左右やバックパスというもっと簡単で確実な方法があるのだから、時には髪の毛をかきむしりたくなるが、ブルーノのプレーを取り上げることはできない。彼にはXファクターになってもらいたい。そして、彼の前にいる選手を走らせ、チャンスを作ってもらいたい」

「今シーズンの彼がもたらしている影響力については満足している。チームに来てからの11ヶ月、彼は素晴らしい。いつもチームメートを勇気づけ、支えている。彼もチームの一員だし、彼のような選手がいると前線の選手が走り、パスを出す機会を与えてくれる。ブルーノだけが重要なのではなくて、彼もまたチームに助けられている。それぞれにこなす役割があるんだ。彼は、トップレベルの力を駆使して役割をこなしてくれている」

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