フェルナンデスがゴールを決め勝ち上がり

54分、弧を描いたクロスがクリスチアーノ・ロナウドの頭をかすめ、ゴールへ突き刺さった。

フェルナンデスは、ホセ・マリア・ヒメネスの股間を抜くと、ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得した。

VARチェックの結果、アリレザ・ファガーニがPKを与えると、ブルーノは自信たっぷりにステップアップし、ウルグアイのGKセルジオ・ロシェを相手に追加点を決め、ポルトガルの決勝トーナメント進出を決定づけた。

フェルナンデスの2ゴールは、開幕戦でロナウド、ジョアン・フェリックス、ラファエル・レアオがゴールネットを揺らし、ガーナを3-2で下した試合での2アシストに続くものだった。

これにより、1966年に伝説のエウセビオを擁したチームでホセ・アウグストとホセ・トーレスが達成したとき以来、ワールドカップで2ゴール、2アシストを記録した最初のポルトガル代表選手となった。

ウルグアイとの試合は序盤から気の抜けない展開となり、南米勢は開始45分でリードを奪う絶好のチャンスを棒に振ってしまった。スパーズのMFロドリゴ・ベンタンクールはマティコ・ベシーノからスマートなパスを受けたが、ディオゴ・コスタの堅実なセーブにより、突破口を開くことはできなかった。

ポルトガルは、金曜日の午後に行われるグループH最終戦、韓国との対戦を控えており、次ラウンドでより有利な対戦相手を獲得するため、グループ首位の座を確保したいところだ。

もし、首位通過を果たせば、グループG2位のスイス、カメルーン、セルビアのいずれかとベスト16で対戦する。

ウルグアイ戦で出場機会のなかったディオゴ・ダロトは、グループリーグ最終戦、もしくはノックアウトリーグの最初の試合で、自身初のワールドカップ出場を目指す。