フレッジとは「特別な関係」

30歳のMFは、月曜日の夜、レアル・マドリードからの移籍を完了。ユナイテッドが勝利をおさめたプレミアリーグのリヴァプール戦の前に、サポーターにお披露されると、スタンドから試合を観戦した。

入団を記念したインタビューの中でカゼミーロは、ユナイテッドでの将来について熱く語り、エリック・テン・ハフ監督のもと、新しいチームメイトたちとともにプレーすることを楽しみにしている様子をみせた。

そしてもちろん、ブラジル代表のチームメイトであるフレッジとは旧知の仲だ。ピッチの中でも外でも、これから彼と関係を深めてゆけることに興奮している。

「ここに来る前に、フレッジと話をしたんだ」と、入団決定後の初インタビューで話したカゼミーロ。「彼とはこれまで、代表で長い間多くの試合で一緒にプレーしてきた友人でもある」。

「彼のことはよく知っているよ。彼は素晴らしい選手だ。だからこそ、マンチェスター・ユナイテッドや、ブラジル代表といったなかなかメンバーに入ることが難しいチームでプレーしている。彼とは特別な関係を築いているんだ」。

「フレッジ にはたくさんの素晴らしい資質がある。彼は動きが良くて、とても機敏だ。パスもシュートもうまいし、両足でプレーできるから、左右どちらの足でもいいパスが出せる。偉大な選手だよ」。

「繰り返しになるけれど、だからこそ彼はブラジル代表としてプレーし、このクラブでも重要な選手になっている。ブラジル人同士として、彼は僕をきっと助けてくれると思うよ。ここにもう一人ブラジル人がいることは僕にとっても心強いことだ」。

ラファエル・ヴァランやクリスティアーノ・ロナウドら、カゼミーロがベルナベウで一緒に過ごした元レアル・マドリードの選手たちとも再びチームメイトになった。彼は、2人とユナイテッドで再会することを心待ちにしている。

「彼ら二人は、一緒にプレーすることに喜びを感じる選手たちだ」と話したカゼミーロ。「クリスティアーノについては、一日中話していても足りないよ。彼はサッカー史上最高の選手の一人だからね」。

「レアル・マドリードでは、7年間一緒に過ごしたと思う。だからここでまた一緒にプレーできるのは本当に光栄だ。けれど彼らだけじゃなく、新たなチームメイトたちと会えるのを楽しみにしている。お互いに助け合いながらプレーしていきたい。マンチェスター・ユナイテッドに入団できて、いまとてもワクワクしている」。

「ラファとは話をした。彼はとても喜んでくれたよ。彼の家族もマンチェスターでとても幸せに暮らしているらしい。マンチェスター・ユナイテッドには彼という素晴らしいセンターバックがいる。それにサッカー史上最高の選手の一人であるクリスティアーノが前線にいる。きっと彼はこれからも活躍してくれるはずだ」。