デ・ヘア「前に進むしかない」
セルハースト・パークで1点リードしていたレッズは、インジュリータイムに失点して1-1で引き分けた。この結果についてダビド・デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドは勝ち点をとりこぼしたと感じている。
前半戦はユナイテッドが試合の大半を支配し、何度もチャンスを作った。43分にはブルーノ・フェルナンデスのシュートでリードを奪ったが、終了間際にマイケル・オリーズが見事なフリーキックを決め、戦況を覆した。
デ・ヘアは、オドソンヌ・エドゥアール、マーク・グエヒのシュートを阻むなど、集中力を切らさずにプレーしたが、オリーズの最後のセットプレーの場面ではどうすることもできなかった。
試合後、MUTVのインタビューに応じたスペイン人GKは、勝ち点3をほぼつかみかけていただけに、試合後のロッカールームには失望感が漂っていたと認めた。
「もちろん、特に90分に失点してしまったからね」と語った我らが守護神。
「受け入れるのは厳しいが、正直、彼ら(パレス)はこの結果に値すると思う」。
「後半はいいプレーができなかった。前半は多くのチャンスを作り、良いプレーができていた。素晴らしいゴールも決めた」。
「しかし後半の初めから、試合のコントロールを失ってしまった」。
「何度もボールを失い、ボックス付近でファウルを犯すようになり、相手もチャンスを得て、最後は見事なゴールを決めた。彼らはそれに値するが、僕たちにとっては、今日は勝ち点2を落としたということだ」。
しかしデ・ヘアは、プレミアリーグ首位のアーセナルと対戦する日曜日のエミレーツ・スタジアムへの遠征を「大一番」と位置づけ、前向きに先を見据えている。
「最後の最後でほぼ失点してしまったことは受け入れ難い。でも、前に進まなければならない。日曜日にも大事な試合があるから、しっかり準備しないといけない。しっかり回復して、準備万端でなくてはだめだ」。
「プレミアリーグの試合はすべてタフで、特にアウェーではそうだ。だからここは切り替えて、回復に専念し、先へ進むことだ」。
「自分たちが最後に点を取ることもあれば、他のチームが取ることもある。それがフットボールだ」。
「だから前に進み続ける。僕たちは本当によくやっていると思うし、日曜日にはビッグマッチが控えている」。
現在19試合を消化し、プレミアリーグがシーズンの折り返し地点を迎えたところでユナイテッドは3位につけている。デ・ヘアは、テン・ハフ監督のもとで自分もチームメイトも着実に成長しているという手応えを感じている。
「僕たちは本当によく戦っているし、勝ち点に値する。チームとしてプレーできていて、それはとても大事なことだ。みんなが勝ちたいと思っているし、全員がチームのために戦おうとしている」。
「今日は最後に失点してしまったので、少し悲しい結果になってしまったけれど、僕はこのチームを信じている。素晴らしい選手が揃っているし、みんなが勝ちたいと願っている。これからも前進あるのみだ」。