グレッグ

ロー「グレッグは最も偉大なGKの一人」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、デニス・ローは、金曜に行われたハリー・グレッグの葬儀に先駆けて、かつてのチームメイトへの思いを語った。

グレッグの故郷である北アイルランドのコールレーンで行われた葬儀に、サー・ボビー・チャールトンやサー・アレックス・ファーガソンらとともに参列したローは、今週初め、87歳で逝去したミュンヘンでの悲劇を生き抜いたヒーローの悲報に際し、思い出を語った。

「ハリーはとにかく素晴らしい人物だった。それにゴールキーパーとしても歴代最高の一人だった」オールド・トラッフォードの110周年を祝したイベントの席でそう話したロー。2人は、ローが入団してからの4年間、ロッカールームをシェアした間柄だった。そしてピッチの上でもともに力を合わせて、1963年のFAカップ優勝と1965年のリーグタイトル獲得を成し遂げている。

グレッグ
1966年のヨーロピアンカップ準決勝、対パルチザン・ベオグラード戦に挑むデニスとグレッグ、そしてデイヴィッド・ハード。

「ストライカーの自分にとって、ゴールキーパーは好きにはなれない人種だ。でも彼は違った。仲間だったからね」とジョークを交えてローは述懐した。

「あのミュンヘンでの飛行機事故のとき、機内に戻って彼がしたことを思うと、勲章のような評価が与えられなかったことは本当に残念でならない。

テレビやその他の手段にあふれている今の時代なら、彼の功績は、瞬く間に世界中に知れ渡ったことだろう。しかし当時は、ほとんど語られることもなかった」


「自分は逃げ出すことができたのに、他の人を助けるためにふたたび機内に戻るなんて、想像できるだろうか?もしそれが私だったら、同じことはできなかっただろう。しかし彼はタフガイだった。

ゴールキーパーとしても人としても、彼は最高と呼べる一人だった。人は彼をヒーローと呼んだが、彼自身はそんなことは望んでいなかった」

コールレーンの市役所と、ウィンザー・パークにある北アイルランドのナショナル・スタジアムには、記帳が用意されている。

日曜にオールド・トラッフォードで行われるワトフォード戦では、1分間の黙祷が捧げられ、選手たちは喪章をつけて試合に臨む。キックオフの前には、ハリーを描いた横断幕も掲げられる予定だ。


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