ダロトが選手が選ぶ23-24年間最優秀選手賞を受賞
マンチェスター・ユナイテッドのファーストチームによる投票により、2023-24シーズンの年間最優秀選手にディオゴ・ダロトが選出された。
困難なシーズンにおいて、ダロトは一筋の光となり、成績が変動するにもかかわらず、個人的には安定感抜群だった。
ダロトの技術は2018年6月に若干19歳でポルトから加入したときから明らかだったが、今季は身体的な強さが増している。
負傷者が続出した今シーズン、ディオゴの49試合出場を上回るアウトフィールドプレーヤーはおらず、両サイドでプレーできる彼の存在は、エリック・テン・ハフ監督にとって本当に大きな恩恵となっている。
ダロトは先週、チームメートから表彰されることの意味を尋ねられ、こう答えた。
「僕にとっては(ファンが選ぶ年間最優秀選手賞よりも)もっと特別なことなんだ。ファンは僕にとって大きな存在だし、このクラブにとって最大の存在だけれどね」
「でも、毎日顔を合わせるのはチームメートたち。ここに来て、まだ戦わなければならないし、うまくいっていないときも、うまくいっているときも、その瞬間を分かち合わなければならない」
「そして、チームメートに認められるということは、本当に特別なことだと思う」
ダロトの堅守(並びに出場可能な状態維持)は、監督とユナイテッドファンにとって最も重要なことかもしれないが、彼はシーズンを通してスリリングな瞬間も演出している。
サー・ボビー・チャールトンを追悼した10月のシェフィールド・ユナイテッド戦ではデイヴィッド・ベッカムばりのゴールを決め、チームに勝ち点3をもたらした。
その他のハイライトとしては、オールド・トラッフォードで行われたウェストハム戦でジャロッド・ボーエンのゴールを阻んだブロックや、アストン・ヴィラ戦の試合終了間際にスコット・マクトミネイがマークした決勝点を生んだクロスなどが挙げられる。
エミレーツFAカップでリヴァプールを4-3で下した準々決勝では、120分にわたって攻守両面で素晴らしいプレーを見せた。
先日、本人に話を聞いたところ、この試合が今シーズンのお気に入りだという。
「試合が終わってすぐ、スタジアムで泣いている人を見たよ。自分がその一部となり、彼らのためにその日の一部を少しでも作ることができたと思うと、特別な気持ちになる。そう思うと、特別な気持ちになれるんだ」
ディオゴ、受賞と素晴らしいシーズンおめでとう。
選手が選ぶ年間最優秀選手賞受賞者
2005-06: ライアン・ギグス
2006-07: クリスチアーノ・ロナウド
2007-08: クリスチアーノ・ロナウド
2008-09:ネマニャ・ヴィディッチ
2009-10: ウェイン・ルーニー
2010-11: ナニ
2011-12: アントニオ・バレンシア
2012-13: マイケル・キャリック
2013-14:ダビド・デ・ヘア
2014-15:ダビド・デ・ヘア
2015-16:クリス・スモーリング
2016-17:アントニオ・バレンシア
2017-18:ダビド・デ・ヘア
2018-19:ルーク・ショー
2019-20:アントニー・マルシャル
2020-21:ルーク・ショー
2021-22:ダビド・デ・ヘア
2022-23:マーカス・ラッシュフォード
2023-24: ディオゴ・ダロト