ウルヴス戦前チーム情報
土曜に行われるエミレーツFAカップ準々決勝のウルヴァーハンプトン戦では、オーレ・グンナー・スールシャール監督は、おもにディフェンス陣をローテーションする必要がある。
5回戦のチェルシー戦で、今大会2度目のイエローカードを受けたアシュリー・ヤングは、この試合は出場停止となる。
彼に代わる右サイドバックとしては、ディオゴ・ダロトの起用が濃厚だ。アントニオ・バレンシアとマッテオ・ダルミアンは負傷中で、エリック・バイリーはパリ・サンジェルマン戦では右サイドでプレーしているが、フィル・ジョーンズも体調不良により2月9日のフルハム戦以降はプレーしていない。
攻撃陣では、アレクシス・サンチェスは3月2日のサウサンプトン戦で負った怪我のため欠場。
先週日曜のアーセナル戦でプレミアリーグデビューしたメイソン・グリーンウッドは、体調をくずし、U-19チームが参戦する今日のUEFAユースリーグのFCミッティラン戦のメンバーにも加わることができなかった。
「みんな、メッセージをありがとう。みんなが素晴らしい1週間を過ごしていることを願っている。僕もやれることはすべてやって、できる限り早くコンディションを戻せるようがんばっているよ」
復帰できそうな選手は?
ネマニャ・マティッチとアントニー・マルシャルはアーセナル戦で復帰し、マルコス・ロホもチームシートに名を連ねた。
先週金曜のAonトレーニング・コンプレックスでのトレーニングの様子では、アンデル・エレーラとフアン・マタ、ジェシー・リンガードも練習に参加していた。3人の復帰はそう遠くはなさそうだ。
毎週月曜に更新されるブログで、マタ本人も、
『金曜はピッチでのセッションに少し加わることができた。順調に回復しているみたいだ。そのうちチームに復帰できそうだよ。みんな、メッセージをありがとう。みんなが素晴らしい1週間を過ごしていることを願っている。僕もやれることはすべてやって、できる限り早くコンディションを戻せるようがんばっているよ』と綴っている。
ウルヴスの状況は?
ヌーノ・エスピリート・サント監督は、幸運にも現在怪我人のいない状況にある。モダンフットボール界において、スケジュールが過密するこの時期に、これは非常に珍しいことだ。
2-0でウルヴスが勝利したカーディフ・シティー戦で今シーズン10 枚目のイエローカードを受けたライアン・ベネットは、2試合の出場停止処分を受けることになっているが、これはプレミアリーグでのみ消化する。
直近の、チェルシー戦でのウルヴスの先発イレブン:ルイ・パトリシオ:ドハーティ、サイス、コーディ、ボリー、オット:デンドンカー、ネベス、モウティーニョ、ヒメネス、ジョッタ
ロマン・サイスは、
「この試合に向けてすでにスイッチを入れている。ウェンブリーでの準決勝戦進出がかかったこの試合は、僕たちにとってとても重要だ。ホームでプレーできるし、しっかり準備しなくてはならない。今週みっちり調整して、土曜はすごい試合をやってみせるよ」と気合十分だ。
元ウルヴスのフォワード、ドン・グッドマンも選手たちを激励している。グッドマンは、1998年、ウルヴスが最後に準々決勝戦を戦ったとき、リーズ相手に決勝点をマークした。
「選手たちは熟練が揃い、監督も辣腕だ。私のアドバイスは必要ないだろう。彼らはみな、これが素晴らしいチャンスだと自覚しているはずだ。もう2度と訪れない機会かもしれない。トップ6以外のチームでプレーしていたら、こんな機会は毎年はやってこないのだからね」。
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