テン・ハフがシティー戦の戦術を解説
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、マンチェスターダービーでシティーに敗れた試合における守備面の選択について、戦術的な考え方を示した。
前半、ボールが宙に浮いている間にボックス内でラスムス・ホイルンドがロドリと接触したとして、VARの介入を受けた後PKが与えられ、これをアーリング・ハーランドが決めてレッズは先制点を許した。
ハーフタイム後にハーランドにヘディングで2点目を決められると、その後フィル・フォーデンが至近距離から3点目を追加した。
ユナイテッド0-3シティー
記事ホームでのマンチェスターダービーは悔しい結果に。
試合後の記者会見で、テン・ハフは記者たちから、なぜバックラインを変更したのかという質問を受けた。この試合でレッズの指揮官は、ハリー・マグワイアのパートナーにジョニー・エヴァンスを起用し、ビクトル・リンデロフはセルヒオ・レギロンに代わって左サイドバックで先発した。
「彼らは(アンドレ・)オナナとともに、とてもいいプレーをしてくれた」と評価したテン・ハフ。
「シティーとの対戦では、相手がプレスをかけてくるのは周知のことであり、驚きではない。よって左サイドに角度をつけられ、切り込んでいける選手が必要だった。シティーは左サイドからプレスをかけてくるから、それに対応する必要があったが、彼らはしっかりそれができていた」。
この戦術的判断について問われると、ボスはこう答えた。 「シティーと対戦するときには、彼らはプレスをかけてくる。(通常センターバックの右側を務める)ラファ(ヴァランヌ)とマグワイアを左サイドでプレーさせると、問題が生じる可能性がある。その結果、ロングボールを蹴り出す結果に陥る」。
「とくに高い位置からプレスをかけてくるチームに対しては、ハリーは右のほうがいい。第二に、相手がプレスをかけてくる方向に対して張り出していく必要がある。それが我々の戦略だった。アルバレスにプレスをかけて、ソフィアン(アムラバト)を上がらせ、相手のビルドアップにプレッシャーをかけることだ」。
テン・ハフが敗れたダービーを総括
記事エリック・テン・ハフ監督が、ホームでのシティー戦を振り返った。
エヴァンス「前を向かないといけない」
記事ジョニー・エヴァンスがシティーとのダービーを振り返った。