テン・ハフは今後のワン・ビサカに期待

ワン・ビサカが前回エリック・テン・ハフのもとでプレーしたのは、8月にオールド・トラッフォードで行われたリヴァプール戦。レッズが2-1で勝利したこの試合に、86分から交代で出場したのみだった。

その後は病気やケガに悩まされたが、スペインでの2度の親善試合でプレー時間を得ると、ディオゴ・ダロトが欠場した水曜夜のカラバオカップ4回戦で、先発出場した。

ブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたワン・ビサカは、絶妙な即興ボレーでエリクセンの先制点を呼び込んだ。

その後マーカス・ラッシュフォードがソロドリブルから追加点をあげ、ユナイテッドは準々決勝進出を決めた。守備でもクリーンシートに貢献したアーロンのパフォーマンスについては、試合後の記者会見でも話題となった。

「彼には未来がある」と語ったテン・ハフ。「これまでもマン・ユナイテッドでいいプレーをしてきたが、今季は開幕から病気やケガが多かった。再始動してからはフィットしていて、チームと一緒に練習することができたし、彼の成長を見ることができている」。

「フィットネスレベルも上がってきているし、パフォーマンスも良くなっている。今日の彼のパフォーマンスには非常に満足している。アシストもしたが、そのアシストの仕方が素晴らしかった」。

「彼の動き、タイミング、それにブルーノからのパスも見事だった。彼のパフォーマンスには満足している。大変よくやってくれた」。

ラッシュフォードも試合後、MUTVのスチュワート・ガードナーとのインタビューで、ワン・ビサカに必要だと感じていることについて熱く語っている。

「彼はものすごく重要な選手だ。彼の守備的な才能は誰もが知っている。あと彼に必要なのは、思い切って前に出る自信だけだ。彼が上がれば、ゴールのチャンスを作ることができるからね」。

「今日のゴールシーンでは、彼が走り込んだところへ良いボールが渡った。シンプルそうに見えたかもしれないけれど、そうじゃない。3人の選手の動きとタイミングが重要だった。そしてクリスティアンが遅れてボックスに入って、タップインを決めた。素晴らしいゴールだったし、"アッザ "の活躍は見事だったよ」。