エリクセンにとってベストポジションは?
エリック・テン・ハフ監督が、新加入選手のクリスティアン・エリクセンがどのポジションで力を発揮できるか、自論を述べた。
2-1で敗れたブライトン&ホーヴ・アルビオンとのプレミアリーグ開幕戦に出場したエリクセンは、アントニー・マルシャルとクリスチアーノ・ロナウドが先発出場しなかった影響により、前半は偽9番としてプレーした。マルシャルはケガで負傷し、ロナウドはコンディションが万全でなかったことからベンチスタートだった。
監督試合後の会見で、エリクセンを前線で使った理由に、同選手のアヤックス時代に関係していると明かした。
戦術変更がもたらしたもの
記事エリック・テン・ハフ監督が、ブライトン戦後半のプレーについて言及。
「チームには、典型的な9番タイプがいなかった。随分前だが、彼(エリクセン)はアヤックス時代にそのポジションでプレーしたことがあった。ストライカーとしてね」と、監督は語った。
しかし、開幕戦でのエリクセン起用法は長期的なプランではない。
「クリスティアン・エリクセンにとってのベストポジションは、ミッドフィールドだ」
「(ブライトン戦で)彼の位置を下げ、中盤と前線の間でプレーさせるのもアイディアとして考えていた」
実際、ロナウドの交代出場後、エリクセンは深い位置でプレーするようになり、それに伴って中盤でのコントロール度が増した。
ストライカータイプの選手を常時起用できるようになれば、エリクセンは中盤で舵を取る役割を担うようになるだろう。
それが最短で見られるのは、土曜に予定されている、エリクセンにとっての古巣ブレンドフォード戦だ。次戦は、今季初のアウェイゲームとして行われる。