エリック

「ユナイテッドの進歩に手応え」

月曜日 14 11月 2022 12:30

エリック・テン・ハフは、夏にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任して以来、選手たちの姿勢は大きく改善されたと語る。しかし、まだやるべきことはたくさんあるとも強調した。

オランダ人監督は、レッズが彼のメソッドに熱心に取り組む姿に好印象を受けている。実際、このシーズン前半戦には、その成果を何度も目にすることができている。

ワールドカップのための中断期に入るいま、レッズはプレミアリーグで5位に位置している。4位のトッテナムとは3ポイント差だが、未消化試合をひとつ抱えている。ユナイテッドはトップ4争いに食い込んでいるといえるが、それは選手たちがテン・ハフから学びたいという意欲の表れ、そして互いに切磋琢磨しているからに他ならない。

日曜日に行われたアウェーのフルハム戦での2-1の勝利は、エリックがチームに植え付けた強いキャラクターを象徴した最新の例だ。指揮官はそれが将来的にレッズにさらなる実りをもたらすと確信している。

ハイライト:フルアム vs ユナイテッド 動画

ハイライト:フルアム vs ユナイテッド

ワールドカップ前のラストマッチに劇的勝利

エリックは、クレイヴン・コテージでの試合後の会見で、「我々は進歩に満足しているし、チームスピリットと彼らの互いに協力しあう姿勢に満足している」と口にした。

「ファンとの一体感も嬉しいし、楽観的でモチベーションも上がる。それらは成功するために欠かせないものだ」

「この調子で、レジリエンスや決定力、困難な試合にも勝てる信念といった面を向上させていきたい」。

同時にテン・ハフは、ユナイテッドのゲームにはさらに改善の余地があるとも感じているようだ。アレハンドロ・ガルナチョのゴールにより、試合終了間際に勝利を手にしたフルアムとの厳しい対戦からも、選手たちが教訓を得られると彼は考えている。

「我々がこれから進歩しなければならないのは、もっと早い段階で試合を決め切ることだ。前半にはチャンスもあったし、ハーフタイム直後にはビッグチャンスもあったのだから、そこで試合を決定づけなければならない」。

「自分たちのミスで相手に反撃を許してしまった。トロフィーを目指して戦う強いチームになりたいのであれば、そこから学ばなければならない」。

フルアム 1-2 ユナイテッド

 記事

アレハンドロ・ガルナチョの劇的決勝ゴールで勝ち点3を獲得!

エリックはまた、シーズン前半戦にチームが見せた戦術的な進歩にも感心しているが、その過程には時間がかかることもあらためて認めた。

「我々はフットボールの多くの要素について大きな進歩を遂げたと思う。しかし、もし成功したいのであれば、“良い”だけでは十分ではない」。

「改善しなければならない要素はまだまだたくさんある。成功したいのなら、そしてトロフィー獲得を狙いたいのなら、改善しなければならない要素を10は挙げることができる。それが我々の野望だ」。

おすすめ: