エヴァートン戦前のチーム情報
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、金曜夜にオールド・トラッフォードで行なわれるエヴァートンとのエミレーツFAカップ(日本時間土曜5時キックオフ)に向けたメンバーに関する最新情報を明かした。
この試合には、全コンペティション併せて7連勝がかかっている。加えてワールドカップ後に国内戦が再開してからは、4試合で無失点を継続している。
バーンリー戦(2-0)、ノッティンガム・フォレスト戦(3-0)、ウルヴズ戦(1-0)に続き、火曜日のボーンマス戦でも3-0とクリーンシートを達成した。テン・ハフは、監督として初めて経験する世界最古のカップ戦でも、この好調の波を持続したいと望んでいることだろう。
エヴァートンはゲンのいい相手
記事FAカップ3回戦のエヴァートン戦では、このクラブの相性の良いマルシャルの活躍が期待される
2016年以来の優勝を目指すユナイテッドにとって朗報は、アントニー・マルシャルが出場できる見込みであることだ。
フランス人FWは火曜のボーンマス戦を69分で退いたが、幸い怪我はそれほど深刻ではなかった模様だ。
10月にグディソン・パークで行われたエヴァートンとの対戦では、アントニーの先制点をお膳立てするなど、マルシャルは序盤から活躍したが、背中の痛みを訴えて途中で退いた。しかしマージーサイダーとの対戦ではこれまで7得点と、マルシャルはエヴァートン戦で良い記録を残している。
試合前の会見で「彼は出場可能だ」とクラブメディアに語ったテン・ハフ。「しかしシーズン前半はあまりプレーしていなかったから、徐々に90分間プレーできる状態に戻していく必要がある」。
「彼は90分プレーすることができるが、(連戦になるなら)パワーを発揮できるようプロテクトする必要がある。そうすることで、3日おきには90分以上力を発揮できるようになるからだ」。
負傷のため火曜の試合を欠場したアントニーは、その翌日にはキャリントンでトレーニングしていたから、出場可能な状態であると思われる。
火曜の試合で膝を痛めてハーフタイムに交代したMFドニー・ファン・デ・ベークについては、まだ怪我の状態を精査しているところだ。
ユナイテッド 3-0 ボーンマス
記事チェリーズに勝利し、ニューカッスルと勝ち点で並ぶ。
ディオゴ・ダロトとリサンドロ・マルティネスはボーンマス戦でワールドカップ後初めてピッチに立った。2人ともこのエヴァートン戦では先発の座を勝ち取るかもしれない。体調不良で数試合欠場していたスコット・マクトミネイもチームに復帰している。
右サイドバックは、モロッコに敗れたワールドカップの準々決勝戦で負傷したダロトに代わってアーロン・ワン・ビサカが印象的なプレーを見せている。マルティネスの左センターバックのポジションは、ビクトル・リンデロフとルーク・ショーが埋めていた。
ショーは、3-0で勝利した火曜のボーンマス戦では主戦場である左サイドバックに戻り、さっそく2点目をマークする活躍を見せた。
しかし、左サイドバックにはタイレル・マラシアも控えている。来週の火曜日には、チャールトン・アスレチックとのカラバオカップ準々決勝も控えているが、エリックにとってはローテーションのための豊富な選択肢があるということだ。
「たくさんの試合が控えている。そのためにはローテーションが必要だが、対戦相手のことも考えなければならない。
「戦術的な面でチームを構成するが、同時に選手たちの身体的、精神的な負荷も考慮する必要がある」。
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エヴァートンのチーム情報
プレッシャーにさらされているトフィーズのフランク・ランパード監督は木曜日の午後、オールド・トラッフォードへの遠征を控え、メディアの前に姿を現した。質問の多くは、最近のプレミアリーグでの不振に関するものだったが、元チェルシーのMFは、内側靭帯損傷で6週間の離脱が決定している右サイドバックのネイサン・パターソンについての最新情報も提供した。
また、体調不良と疲労に苛まれていたアンソニー・ゴードンとドミニク・カルヴァート・ルーウィンについては試合前に見極めが必要とのこと。フォワードのエリス・シムズは、レンタル先のサンダーランドから呼び戻された。
元レッドのジェームズ・ガーナーは腰の問題で長期欠場中。アンドロス・タウンゼントも前十字靭帯損傷からの回復が遅れている。
また、ホームでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンに4-1で敗れた火曜日の試合で1試合の出場停止処分を消化したMFアマドゥ・オナナは、ユナイテッド戦には出場可能となった。