テン・ハフ「このチームには挽回力がある」

前半にアレハンドロ・ガルナチョとコビー・メイヌーが決めたゴールにより、ユナイテッドは2-1で勝利し、13度目のFAカップ制覇を達成した。

燦々と照りつけるウェンブリーの日差しを浴びながら、エリックは試合終了後、サポーターの前でトロフィーを持ってパレードして大喜びした。

以下では、クラブメディアとの試合後のインタビューをチェック。また、スクロールダウンし、MUTVとBBC Sportsが伝えた監督のコメントを確認してもらいたい。

力を証明

「いつもそうだが、ライバル関係は常に存在する。同じ街を本拠地とするチームとの対戦は、他チームとの対戦より重要だ。ただ、私たちにとっては、力を証明することが全てだった。多くの挫折や怪我に見舞われ、そのたびに生き残らなければならなかった。チームは挽回力を見せてくれた。選手たちを誇りに思う」

怪我に苦しんだシーズン

「選手がいなかった。あなたの言う通り、私たちは同じ状況を見てきた。良いフットボールができていなかった。しかし、私たちは多くの妥協をしなければならなかったし、自分がやりたいフットボールもできなかった。私がここに来て2年になるが、フルメンバーが揃ったのは3、4回だろう。今日もまた、ルーク・ショー、ハリー・マグワイア、カゼミーロのような選手が含まれていない」

タイトルが最優先

「フットボールでは、最終的にはトロフィーを獲得するが重要だ。私は最高のフットボール、攻撃的なフットボール、ダイナミックなフットボールをしたい。しかし、最終的には試合に勝って、トロフィーを勝ち取らないといけない。今シーズンはFAカップのみでチャンスがあった。選手とスタッフは素晴らしい仕事をしてくれた」

メイヌーを称賛

「今の年齢で活躍しているコビーを見るのは本当に信じられない。私たちは彼を起用したかったが、2試合目に怪我をしてしまった。それからフィットネスを取り戻すのにとても時間がかかった。ここイングランドでは、若い選手を高く評価し、1度や2度悪いパフォーマンスを見せると、その選手を酷評する風潮がある。冷静に、落ち着いて選手を見ないといけない」

全員を称賛

「まず選手とスタッフを誇りに思う。シーズンを通して、ファンを誇りに思ってきた。数週間前のクリスタル・パレス戦の時もそうだったが、私たちのことを応援してくれた。先週のブライトン戦の後にも言ったが、我々には世界最高のファンがいるんだ」

ドレッシングルームでの発言

「（ドレッシングルームでは）特別なことをした。コーチ陣も素晴らしかったし、スタッフもエモーショナルなビデオを制作してくれた。ビデオで選手たちの気持ちも、身体も熱くさせた。映像をおかげで、チームとしての姿を思い出せた」