ユナイテッド

準決勝勝利も複雑な監督

日曜日 21 4月 2024 21:25

マンチェスター・ユナイテッドが2年連続でエミレーツFAカップ決勝に進出したものの、エリック・テン・ハフ監督は複雑な心境だった。

ユナイテッドは、PK戦の末にコベントリー・シティーを4-2で下した。

ユナイテッドは5月25日に再びウェンブリーでシティーと対戦する。テン・ハフは昨シーズンの雪辱を果たそうと躍起になっているが、気迫に満ちたスカイブルーズを相手に辛酸を舐めた教訓を学び、改善しなければならないと主張している。

以下は、試合後のITV、BBC、MUTVのインタビューでのボスのコメントである。

試合レポート:コヴェントリー3-3ユナイテッド(PK 2-4)

 記事

ウェンブリーでの準決勝はPK戦にまでもつれ、ユナイテッドが勝利して決勝に進出。

複雑な気持ち

「複雑な気持ちだ。今日の内容はOKではない。もっとうまくやるべきだったが、とても大きなパフォーマンスだった。試合を分析すれば、我々は75分間を支配していたが、その後、相手に勢いを与えてしまった。決勝進出はとても大きなことだ。過去20シーズンでユナイテッドがFAカップ決勝に進出したのは5回で、今回は2年で2回目だ。決勝では勝たなければならない。100パーセントの力を出し切れば、優勝できる」

改善しなければならない

「信じられないような試合だった。長い間、完全に主導権を握っていたのに、終盤にそれを手放してしまった。それでも耐え、PK戦に勝てた。75分間は主導権を握っていたが、最後の15分間でコヴェントリーがやったことは褒めなければならない。我々は改善しなければならない。このことについてはよく話している。まず勝てるポジションにつけなければならない。このような場面で私たちはミスを犯し、責任を果たしていない。立ち直り、挽回しないといけない。最後までPK戦に勝つために挽回する力と気概を示した。あれだけコントロールできていれば、簡単に勝てるはずだ」

コミュニケーション不足

「今日の試合で気持ちをしっかり見せていたチームに対して、このグループに正しいメンタリティが備わっていないとは言えない。ボールをキープし、パスをつないでゴールを狙い、ディフェンスもしっかりしなければならない。コミュニケーションの問題で、これを改善しなければならない」

PK前のメッセージ

「あの瞬間はメンタリティー次第。プランがあり、選手たちに全幅の信頼を寄せている。だからプラン通りにやろうと話した。PK戦で勝つ自信はあった。いつもはカゼミーロも決める。PKの練習もやっている」

冷静さと自信

「私は常に冷静で、集中し、選手たちがPKを決められることを知っている。アンドレ(オナナ)なら最低でも1本は止めてくれると確信している。でも、1本目を外せば、どうなるかわからない」

オナナ「複雑な気持ち」 動画

オナナ「複雑な気持ち」

苦しみながらもコヴェントリーに勝利後、アンドレ・オナナは決勝進出に満足していた。

団結が重要

「ピッチでの団結、ベンチの団結が重要。サブ組が非常に重要な役割を果たしているのは間違いないが、ファンも同様だ。ユナイテッドが多くの勝利を収め、毎年最低でも1つのトロフィーを目指すような時代に戻る。そのためには団結が必要で、共に戦い、雰囲気を作る必要がある。そして、そこにはファンの存在が非常に重要なのだ。だから私はファンに感謝を伝える」

トロフィー獲得のチャンスはある

「優勝したい。世界最高のチームと戦うとはいえ、この決勝で勝つチャンスは十分にあると確信している。チャンスはある。今シーズンはそれを見せてくれた。今シーズンは多くの浮き沈みがあった。FAカップに勝ったから成功というわけではない。我々はもっと勝ちたい。2年間で3度の決勝に進出したのはいいことだが、今季は苦しみも多い。怪我人も多かったし、決勝戦にはその選手たちが戻ってこられることを願っている。勝てると信じているメンバーで臨めば、トロフィーを手にするチャンスはある」

おすすめ: