エリック「結果を受け入れて学ぶ必要がある」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、バイエルン・ミュンヘン戦での選手たちの奮闘を認めるとともに、UEFAチャンピオンズリーグ敗退に終わったグループリーグの結果を悔やんだ。
オールド・トラッフォードでのバイエルン戦でキングスレイ・コマンがゴールを決め、そしてグループAの他の1戦でFCコペンハーゲンがガラタサライに1-0で勝利したことで、年明けからは、レッズには欧州カップ戦がなくなった。
しかしテン・ハフは、ブンデスリーガ王者に立ち向かった選手たちの気迫を十分に感じ取り、アップダウンが激しかったこのチャンピオンズリーグでの体験から得たポジティブなものを、今シーズンのプレミアリーグに生かしたいと願っている。
以下は、試合後のエリックの記者会見での主なコメントだ。
負けにふさわしくない内容だった
「我々は、今日の試合でチャンピオンズリーグから敗退したわけではなく、以前の試合で落としたのだ。それを認識する必要がある。いいパフォーマンスもあったが、選手個々のミスもあった。結果的に、勝ち抜けるには十分ではなかった。しかし今日のパフォーマンスはとても良かったし、負けるには値しなかったと思う」。
選手たちの尽力に満足
「チームは非常によくやった。守備はよくオーガナイズされていたし、プレッシングも良かった。特に後半の立ち上がりは、何度もボールを奪い返した。チームは団結していて、良いスピリットにあふれていた。多くのボールを奪ったが、そこからチャンスにつなげることができなかったのが悔やまれる。バイエルンはいいチームだし、たとえ主導権を握る展開でなくとも、一瞬の隙を突ける個の力がある。そしてそれが実際に起こってしまった」。
メンバー選考の選択肢は少なかった
「それは明らかだ。選手たちは全力を尽くしてくれたし、スピリットも感じた。この素晴らしい相手に対し、チーム一丸となって戦った姿勢は称えたい。ただ、試合が進めば、ベンチからのエネルギー注入も必要になるし、特に前線は選択肢が限られていた」。
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「現時点では何とも言えない。24時間は待たなくてはならない。そして診断の結果を待つ必要がある」。
またここに戻ってきたい
「フットボールでは、勝ち点を得られなければ、予選落ちとなる。監督として、それを受け止めなければならない。ただその上で、パフォーマンスも評価する必要がある。今回のチャンピオンズリーグでは、攻撃的でいいパフォーマンスも見せた。しかし最終的に、次ラウンドに勝ち抜けるには、ポイントをとらなければならないということだ。
それを受け入れ、そこから学ばなければならない。チャンピオンズリーグではいくつか目覚ましいプレーも見られた。例えば、5得点を挙げたラスムス・ホイルンドは素晴らしいパフォーマンスだった。彼はそこで得た自信を、プレミアリーグに還元する必要がある。それがチーム全体にとって大きな意味をなすのだからね。
我々がコンスタントに結果を出せていないことは自覚している。監督として、私はチームを向上させなければならないし、チームが進歩していくよう導いていかなければならない。そして選手たち自身も責任を負わなければならない。つまり、我々みなが一緒に取り組むということだ。またチャンピオンズリーグに戻ってきたい」。
我々のスピリットは明確だ
「プレッシャーは常にある。どの試合でも勝ちたい。今日もご覧になったとおりだ。チャンピオンズリーグの優勝候補の一角を相手に、我々は勝つためにすべてを出し切った。そこには信念があった。試合前もそうだったし、ピッチでもチームのスピリットが発揮された。そして日曜日のアンフィールドでもだ」。