勝ち上がりに満足
エリック・テン・ハフ監督はカラバオカップ4回戦のバーンリー戦での勝利に「満足している」としながらも、マンチェスター・ユナイテッドには改善の余地があると主張している。
ユナイテッドは、前半にクリスティアン・エリクセン、後半にマーカス・ラッシュフォードがゴールを決め、オールド・トラッフォードで勝利した。
監督は、2022年ワールドカップで不在だった5選手を先発に起用し、試合を通じて主導権を握った。
多少の試合勘の鈍りはあったものの、リードを守ってカラバオカップのベスト8進出を果たした。
試合後MUTVとSky Sportsのインタビューから、監督の主なコメントを紹介する。
嬉しい勝利
「良いチームと対戦できた。彼らはボールの扱いが上手かったと思う。(相手に)プレスをかけるのは難しいが、我々はできたと思う。高い位置でボールを取り返し、守備から攻撃に切り替えるタイミングが多かった。ここから徐々にやっていく必要がある。改善の余地があるのは確かで、それに取り組まなければならないが、もちろん勝利には満足している」
素晴らしい先制点
「ウチはかなりハングリーだ。ブルーノ(フェルナンデス)、そしてファーサイドのアーロン・ワン・ビサカ、クリスティアン・エリクセンでフィニッシュできてよかった。本当に素晴らしいゴールだった」
マーカスのマジック
「バーンリーのディフェンスラインにとって、彼は脅威だっただろう。彼は最終ラインの裏で頻繁に動いていた。ラインの裏でボールを受けるのは最も難しいシチュエーションだが、エリクセン、カゼミーロ、ブルーノのようなパス能力の高い選手がいるから可能になる。[ボールがそこに届くと信じて進み続けなければならなくて、それは投資のようなとも言える。多くのエネルギーとパワーを必要とする。ドリブルから素晴らしいゴールを決めたんだ」
カゼミーロのパフォーマンス
「本当に経験豊富で、落ち着いていた。[彼は)リードしていたし、リンデロフとのコンビネーションも良かった。パフォーマンスには満足している」
ワン・ビサカは準備万端
「すべての選手が重要だが、アーロンはよくやったと思う。アーロンはプレミアリーグ開幕から14試合欠場した。チームには人数が必要だが、数だけでなく、良いプレーをしなければならないし、パフォーマンスを発揮しなければならない。彼はシーズン後半戦に向けて良い準備をしてきたので、プレーする準備はできているし、今日もかなり良いプレーをしてくれた」
ローテーション
「休み明けはリズムをつかむのが難しい。しかし、今日はうまく対応できた。普段と異なる選手も出場したが、彼らはとてもよかった。私にはルーティンワークがあって、それを100%こなせたとは思わないが、基本的な原則が浸透しているのは見てとれたと思う。自分たちのプレーには満足している」