テン・ハフ「結果を出した」

前半にジェイドン・サンチョとクリスチアーノ・ロナウドが決めたゴールにより、ヨーロッパリーグ初勝利をマーク。テン・ハフにとっては夏に就任して以来初のヨーロッパでの勝利となった。

モルドバでの試合後、監督はメディアのインタビューと試合後の記者会見に臨み、チームパフォーマンスに喜びを表し、サンチョに賛辞を送った。

また、ロナウドのゴールやチームの厳しいディフェンスなどについても語った。

良いチームパフォーマンス
ここでプレーするのは常に難しいことだと分かっている。我々は本当にダイレクトだった。でも、最初の1分からではなく、10分以降、自分達のやり方でやれるようになって、試合をコントロールできた。そしてスペースを作ることができたと思う。ジェイドン（・サンチョ）のゴールには本当に満足しているし、彼は本当に良いゴール、チームゴールを決めてくれた。本当に良いチームパフォーマンスを示してくれたとも思う。

左サイドのトリオ
ジェイドンはポテンシャルがあると思うし、プレシーズンも良かった。それはプロセスであり、彼はゴールを決めた。落ち着いて���る。左サイドにはタイレル（マラシア）とエリクセンのトライアングルがあり、この2人の動きは相手にとって脅威だったと思う。

ロナウドのパフォーマンスとリーダーシップ
プレシーズンを欠場した時点でこうなることは予想できていた。彼は本当にハードに働き、正しいフィットネスを得るために時間を費やしてきた。これからもっとゴールを決められるだろう。彼はこのプロジェクトに、そしてこのチームに、完全にコミットしていると思うし、間違いなく一員だ。また、彼の周りとの連携も構築している。

適応力のあるフォーメーション
サウサンプトンでは、ブルーノのゴールをお膳立てしたサンチョが、センターフォワードのポジションにも入っていたのが良い例だ。今日は、右にタイレル、左にルーク（ショー）も起用していくつかの実験を行ったが、良い動きだったと思うし、シーズン中にこれを行うことができるようになった。

ポゼッションが鍵
後半は、前半よりもチャンスを多く作れたと思う。15分以降、私たちは試合を支配し、多くのチャンスを作れた。また、クリーンシートを達成できたことも非常に良かった。相手にチャンスを与えなかったのは、ポゼッションでうまくボールをキープできたからだ。

インターナショナルブレーク
インターナショナルブレークはとても有益だ。多くのミーティングがあり、クラブ内外の構造を改善しなければならない。また、1月や来年の夏のウィンドウをすでに見据えて計画を立ててプレーの仕方を改善していく。こういう時期は試合後に訪れる。それに備えないといけない。多くの選手、90％と言えるくらいの選手がチームを離れる。しかし、他の選手はきちんとトレーニングするし、残りの選手もしっかり準備しないといけない。全員が体調を崩さず、健康な状態で戻ってくることを願っている。それから前に進む。