テン・ハフ「トップに立つにはさらに改善が必要」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、シティ・グラウンドで行われたノッティンガム・フォレストとのカラバオカップ準決勝第1戦で、3-0の勝利を収めた。
マーカス・ラッシュフォード、ヴァウト・ヴェフホルスト(ユナイテッド初ゴール)、ブルーノ・フェルナンデスらがゴールを決め、レッズは来週水曜日のオールド・トラッフォードでの第2戦に向けて、価値あるリードを築いた。
以下は、試合後、Sky SportsとMUTVのインタビューに答えたエリックのコメントだ。
エリック「我々は有利なポジションに立った」
エリック・テン・ハフが、カラバオカップ準決勝の第1戦で、フォレストに3-0で勝利したユナイテッドのゲームを振り返った。
第一の反省会
パフォーマンスには満足している。90分間、試合をコントロールすることができたと思うし、試合の展開を変えることができた瞬間もあった。それが、我々が意識しなければならないことであり、改善しなければならないところだ。しかし、全体的には良いパフォーマンスだった。まだあと1戦残っているが、第1戦は無事に終えることができた。
無効となったフォレストの得点について
相手がシステムを変えてきたのに、それを読んでいなかった、予測できていなかった。それはあってはならないことだ。彼らは変わらずカウンターアタックを仕掛けてきた。それはわかっていたことで、学ばなければならない、チーム全体として向上しなければならない点だ。トップに立ちたいのであれば、あのような場面を許してはならない。
ラッシュフォードの一撃
何度も言うが、彼がノっている時、こうした精神状態にある時、集中している時、彼はアンストッパブルだ。この集中力を持続させれば、これを続けていける。私はフットボールを知っている。フットボールでのフォームは細い線でつながれている。だから落ちないようにすることだ。そして彼がそこに留まることができることをみんなが知っている。しかしチーム側も、彼のために動くことができるし、彼がこのようなゴールを決められるようなポジションを生み出すことができる。そして、チームとしても、ゲームのそうした面で向上していると思う。我々の攻撃的なゲームは、もっともっと魅力的で、より冒険心にあふれ、もっと多くの動きがあるものだ。真に成功を願うのなら、どのチームもそれを必要としているように、我々ももっとそうした点を追求しなければならない。
ヴェフホルストのユナイテッド初ゴール
彼の実力は十分知っている。彼は素晴らしいゴール記録を持っているが、我々は良いチャンスを作れたと思う。右サイドでアントニーが良いアクションをして、そのリバウンドに彼(ヴァウト)が反応した。まさにストライカーの真骨頂ともいうべきゴールで、それゆえに我々は勝つことができた。
フォレスト 0-3 ユナイテッド
記事エリック・テン・ハフ率いるチームは、アドバンテージとともにカラバオカップ準決勝の第2戦に臨む。
ヴァウトは順調
彼はストライカーで、ストライカーは、ゴールを決めるために生きている。彼はこれまで出場した試合で素晴らしい仕事をしてくれている。どの試合でも、相手にしっかりプレスをかけ、良いターゲットマンとなっている。しかしもちろん、最終的には得点を取りたいと思っている。彼らはボックス内で存在感を示し、フィニッシュするために存在しているのだから。
ハーフタイムに伝えたこと
ハーフタイムに言ったのは、前半、相手がシステムを変えてからの部分には満足していない、ということだ。それは我々が避けなければならないことだ。落ち着いて、ラストパスまではボールをあまり早く回しすぎることなく、時には少し余分なパスも使って、相手をじわじわと苦しめることが必要だ。特にアウェイゲームでリードしている時にはね。ゲームをよりよくコントロールし、試合を支配することだ。
ラッシュフォードの交代
交代は前もって計画していたことだった。多くの試合が控えているし、2-0になった時点で、彼(マーカス)は自分の仕事をまっとうしていた。ゴールを決めたしね。リードを奪い、チームは良い状況にあった。それにアレハンドロ・ガルナチョは、試合に出たい、チームに入りたい、というハングリーさを剥き出しにしているからね。
決勝進出への大きなチャンス
そうだね、あと1試合プレーしなくてはならないが。同じようにしっかり準備して、良いゲームプランを立てて、集中して臨むことが大切だ。