ショーの多才さは重要なプラス要素
エリック・テン・ハフは、ルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドにもたらす多才さは、レッズにとって重要なプラス要素だと考えている。
ふだん左サイドバックを主戦場とするルーク・ショーは、体調不良や代表戦などでセンターバックの人材が不足していた事態を受けて、直近の2試合では、ラファエル・ヴァランヌと組んでセンターバックでプレーした。
しかし未知のポジションながら、ショーは2試合とも目覚ましいプレーを披露。2試合ともクリーンシートを達成し、6ポイント獲得に貢献した。
火曜日(日本時間水曜)に行われるプレミアリーグのボーンマス戦前の記者会見で、テン・ハフはショーのパフォーマンスについて「素晴らしい」と絶賛した。
エリックは、マルティネスとマクトミネイの復帰に期待
記事テン・ハフがボーンマス戦に向けたメンバー選考について言及
「この2試合で、ショーが左のセンターバックとしてプレーできることが分かった」とメディアに語ったエリック。
「彼のプレーは素晴らしかった。実に印象的だった」。
「しかし彼がフルバックとしても実に優秀であることは周知のとおりだ。よってこれはチームにとってプラスアルファのオプションであり、非常に有益だ」。
テン・ハフは、カタール大会での優勝後、まだユナイテッドの試合には出場していないリサンドロ・マルティネスに代わって左利きのショーを起用したことについて言及した。
「ラファとショーで(ウルヴズ戦は)最高の試合だったと思う」とエリックは語った。
「ディフェンス面では、ウルヴズは右サイドにスピードがあることは分かっていたが、ショーが見事に対応してくれた。一方我々は、タイレル・マラシアの攻撃的なプレーを生かして左サイドから攻めたかったから、ぴったりハマった」。
ショー「センターバックは楽しい」
記事ラスト2戦でセンターバックを務めたルーク・ショーが、ラファエル・ヴァランヌとのコンビについて語る
マルティネスが復帰すれば、ショーは本来の左サイドバックのポジションに戻ることになるだろう。
しかしテン・ハフは「ポゼッションがあるときは、常に(左足の側から)良いアングルで展開のチャンスが得られる」と語っている。ここからの過密スケジュールの中で、ふたたびこの采配を用いる可能性はきっとあるにちがいない。