テン・ハフ「みんなガルナチョが大好きだ」
エリック・テン・ハフは、ファンも選手たちも、そしてコーチングスタッフも皆、アレハンドロ・ガルナチョの大ファンであり、若手の有望株である彼が、今後もさらに成長し続けることを願っていると語った。
オールド・トラッフォードで行われたクリスタル・パレスとのカラバオカップ戦で、アルゼンチン人FWが華麗な先制点を決めると、スタジアムにはガルナチョに捧げるチャント、‘Viva Garnacho(ビバ・ガルナチョ)’が鳴り響いた。
試合は前半、ガルナチョがディオゴ・ダロトの低いクロスからゴールを決めたのを皮切りに、カゼミーロとアントニーが追加点をあげて、レッズはロイ・ホジソンのチームに3-0で勝利した。
レッズの17番は開幕後の2試合に先発出場したが、パレス戦以前の直近の3試合はすべてベンチスタートだった。
テン・ハフ「まだまだこれから」
記事エリック・テン・ハフ監督が、クリスタル・パレスとのカラバオカップ3回戦を振り返った。
週末に行われたバーンリー戦ではベンチ入りするも出番はなかったが、パレス戦後の記者会見で、ガルナチョがレギュラーに定着するには何が必要かという質問に対し、テン・ハフは19歳の成長株からさらに多くのものを引き出したいと説明した。
「シーズン序盤、彼を起用したが、その時の彼の貢献度は十分ではなかった」。
「しかし彼は良いプレーも見せていた。彼は、たとえ自分自身のプレーがそれほど良くないときでも、常に試合に影響を与えられる選手だ」。
「それから、『守備でやるべき仕事をしているときも、常に自分の見せ場は来る』ということを学ばなければならない」。
「彼は決定機を作れる選手だ。彼には素晴らしい資質があるのだからね」。
テン・ハフは、ガルナチョにさらなる成長を望むのは、オフ・ザ・ボールの部分だけではないと語る。オランダ人指揮官は、この若きフォワードのポテンシャルを高く評価しているのだ。
「そうだね、オフ・ザ・ボールだけではない」。
「今日のように、ボックス内に進入するところを見たい。今日の彼は、フィニッシュするのに最適な場所に入り込めていた」。
「しかし、彼のような年齢の選手には、まだまだはるかに改善できる余地がある」。
「みんな彼のことが好きだ。ファンも、チームも、私自身もね。と同時に、我々は彼にさらに高いものを要求し、プッシュする必要がある。なぜなら彼はさらに高いレベルでプレーできる素質を持っているからだ。ただし彼はそれを、日常的に発揮しなければならない」。